ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

チャーミングなお婆さん

92歳の母は老人ホームで暮らしています。そのホームのサイトには写真とともに日々の様子が記されています。老いると誰もが笑顔を忘れます。作り笑いをしなくなります。

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そんな中で新しく入居してくる老人老婆は笑顔をみせたりします。最近入居してきた老婆は白く光る髪がプラチナのようにきれいで、若い女性のように艶のある笑顔を見せていました。着るものもセンスがあり、銀色のレースのような長袖のワンピースを着け、いつも黄色いクッションを胸に抱きかかえている様子が微笑ましく思えました。

最初はこうやって輝いているけれど、だんだん他の住人と同化してしまうんだろうな、とも思いました。それがいいとか悪いとかではないんです。慣れとはそういうものなのだろうということです。