ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

S爺への疑惑

実名挙げるとウェブチェックされて脅迫じみた嫌がらせをされる恐れがあるので、前にも書いた事のある爺さんで「S爺」としておきます。そのS爺とその手下どもの暴言動に拍車がかかってきています。

S爺は自分が資本主義システム(外国為替など)で儲けた莫大な資産を馬鹿な若者たちにバラ撒き、彼らに「反資本主義(=反米)」プラカードを掲げさせ騒ぎ立てさせ、全米が皆同じ意見であるかのように思わせ、やがて米国市民を共産主義下に置こうという企てをしています。今の米国の民主党は共産主義に限りなく近くなっています。

S爺の手下どものインチキデモやら暴動はWブッシュ政権時に計画的に各地で行われて目立つようになりました。メディアがそれを扇いで極地的なデモをまるで全国的デモのように報道して、米国民を騙し続けています。

S爺は手下のオバマに政権をとらせた後、次に同じく手下のヒラリーにとらせる思惑が外れ、今やっきになってトランプを叩きのめそうとしています。しかし、トランプが想像以上に頑強で、Wのように簡単にダメージを与えられないため、足掻きはじめたS爺、手段の汚さがエスカレートしてきています。

さて数日前、南部でリー将軍の銅像をめぐるデモがあり、乱闘になりました。その乱闘に紛れて男が車を暴走しデモ参加者を轢き殺しました。犯人は一部で白人至上主義者だと報じられていますが、それよりOccupy Wall Streetというグループの一員だったということの方が私には気になります。このグループは反資本主義で、S爺の差し金で子分どもが動いているように思えます。

昨日バルセロナで同じように車を暴走させて百人を超す死傷者をだす惨事が起こりました。ISISメンバーの仕業だということですが、手口が同じなのが気になります。ISISとS爺が裏で手を結んでいるのでしょうか。

がっかり寿司屋

ここ十数年、昔味わった寿司屋の雰囲気をもう一度だけでも味わいたいと思っていました。白木のカウンターに座って、愛想のいい板さんを前に好きなものを注文する。板さんがサッと握って出してくれる。時折板さんが「上り鰹もいいけど、下り鰹もさっぱりしていいんですよ」と魚の話をしてくれる。軍艦巻きの醤油の付け方も教えてくれる。板前さんの心意気が入っているのが寿司の値段。

バカ高い寿司屋は避け、私は手ごろな値段の寿司屋を探します。しかし、そういう所はインチキ板前が握ってます。ニューヨークだから仕方がありませんが、客と話もできないのに一人前にカウンターの中に立っているのを見ると何やら嫌気がさしてくるのは私がいじわる婆ぁだからかな。

 

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さて、きのう「魚がし」という寿司屋に行きました。値段も手ごろ。白木のカウンターがとてもイイ感じで、ここなら気さくに日本を味わえるかもしれないと思ったものです。

[写真は借物]

カウンターには経験ありそうな感じのグレーの髪の日本人の板さんがいました。ところが私たちが座ると20代の若い板さんが出てきました。日本語で話しかけたら「日本語が出来ない」と堂々と言いました。申し訳なさそうな顔はしません。グレーの板さんはこれからくる予約客のために準備しているようです。私たち見限られたもんですなぁ。ま、ネタがいいので誰が握っても美味しいのですが、この板さん、サっと握れない。頼んでも5分ぐらいネタさがしやら何やらやってます。ネタを切ることも出来ないようで、切ってあるのを探したりしてました。そして「お好み」を知らないらしく、注文すると、いちいち別々の皿に入れて出してきます。何のためにカウンターに座っとるんじゃ、と情けなくなりました。

この若い板さん、多分中国人かなぁ、もちろん魚の話もできないし、ほとんど喋らない。中トロは脂身に甘味もなく不味かったけれどヒラメが美味しかったので「美味しいね」と褒めて、刺身や寿司で何度か頼みました。それでその板さん最後に「日本人はヒラメやアジが好きだね」と言いました。「アジは光物でワタシャ苦手だけどヒラメはいいね」と答えました。シャレにもならない会話でした。‘

店のヒラメをしめたのはグレーの板さんだろうし、このインチキ板さんは美味しくしめたヒラメをシャリに乗っけるだけなのに、まるで自分が寿司を作ったような態度。分かっとらんなぁ。でも頑張っていい板さんになって欲しいとは思うけど。

イライラを隠し、美味しそうに寿司を食べましたが、会計は結局高くなりました。どうせインチキ板さんの寿司を食べるなら、安くて美味しい「天山」でテーブルで食べるのが一番だなぁと後悔。もうこの店には行かないです。バイバイ。

街の花

ある日本のブログで季節ごとに東京の街で見かける花を知る私、最近、なぜかNY市と東京の花が似通っていることに気が付きました。

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先日も買物に出てマンハッタンの街路樹の囲みに植えてある花をみて「クレマチスかな」っと勝手に思ってそのままにしていました。あとで日本のブログに同じ花を見て正しくは「日日草」だということが分かりました。

そしてそれがマダガスカルから輸入されているものだと知り、合点がいきました。つまり、どの国の都会も花屋さんが輸入花を使うので同じ花がみられるということでしょう。

f:id:nykanjin:20170811003625j:plain最近は毎年リンカーンセンターにネギ坊主のような花が植えられます。アリウムギンガチウムという名前らしいです。これも輸入でしょうね。

花の写真は2つとも借物です。

ポートジェファソンの夕焼け

最近、インビザを外したため食事抑制から解放されタガが外れたように食べ出し、ますます肥満が嵩じてきた私。しばらく胃を悪くして偏頭痛が続き鬱々していました。

週末、その鬱っ気が少し晴れました。相棒がロングアイランドのポートジェファソンへ連れて行ってくれたのです。白内障手術が成功し視力が回復、というより前よりよくなった相棒は運転にも自信を取り戻しました。

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私はビーチよりもなぜか港町が好きです。ポートとつく名前の街を歩くのは楽しい。ポートジェファソンはフェリーの船着場があるだけで特に何があるということもないのですが、可愛いホテルが1つあり、船着場を華やかにしています。

船着場のホテルのレストランは港を眺めながらライブギターの歌が聴けるので楽しいところです。この日は60年代中心の歌が聴けてとてもよかったです。食事のあと、水辺で、お墓参りの時に使う丸い石ころを拾い集めました。沈む夕日に雲がきれいでした。水辺には子供連れの家族がいて、マンハッタンでは味わえない和やかな様子を見せてくれました。

3日間フリーズ

3日ほど前、PCの画面が急にフリーズして全く動かなくなりました。マウスもキーボードも利きません。電源を切ってマウスも外して暫く放って置き、再度電源を入れてみましたが、ガンとして動きません。一昼夜電源切ったままにして置きましたが、やはりダメ。

そこでフリーズした時の対処法を調べたら、ノートパソコンの場合、電源切っただけじゃダメ、電池を取り出さないとダメとあり、そりゃそうだと思って電池を外して一日放って置きました。

そして先ほど、そろそろホトボリ冷めただろうと思い、電源を入れ、CTRLキーとESCキーを同時に押し、次にWindowのキーを押したら、やっと元に戻りました。PCウィルスだったら困ると思っていたのでホッとしました。

余談ですが、ホトボリって漢字でどう書くのかみてみたら『熱り/余熱』と書くらしい。

8月の街路樹

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きのう買物に出たら街路樹のローカスト(ニセアカシア)が開花していました。濃いグリーンの上に白っぽくボワッとした花が霞みがかってとてもいい感じです。

私は繊細な葉が何とも言えないハニーローカストが好きです。マメ科のような葉で実も豆サヤです。8月のNY市の街路樹レポートでした。

一枚板の丸俎板 木曾檜 魚菜誂 

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いつだったか、20年か30年ぐらい前だったか、日本に帰った時、実家の台所にとても良い感じの丸い俎(まな)板がありました。あまりに感じがいいので「これ、ちょうだいっ」と言って、母の返事もそこそこに私はサッサと米国へ持って帰ってきてしまったのです。母は私に呉れたくなかったかも知れません(笑)。

今もその俎板を使っています。大きさも手ごろで使い心地は抜群。最初の頃は檜のいい匂いがしていましたが、今は使い込んで表面はすり減り、少し黒ずんだ部分も出てきています。たまに漂白剤で洗いますが、いつもは水で濯いで包丁で水気を切るだけ。いまだにいい感じの質感です。

最近になって気が付いたのは木端の所に木曾檜 魚菜誂と焼き印があること。そして気をつけて見ると継ぎ目のない一枚板です。今頃この俎板の希少なことに気が付きました。贅沢な俎板を平気でぞんざいに使っていた自分の無神経さに我ながら呆れます。