ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

アジサイの鞘袋?

今回の旅でケネバンクポートで泊まった宿のゲストの朝食用のテラスには色々な植物が植えられていました。その中でアジサイの葉の間から鞘のような袋状のものが生えているのに気が付きました。

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表面はイボイボで色は黄緑。3、4個見つけたのですが、その中には少しだけ黄緑色にピンク色がかったものもありました。

最初寄生植物かしらん、と思ったのですが、茎からしっかり生えています。

っということは、私は知らなかったけれどアジサイって種の袋をつけるのかしらと考えました。

袋を割って中を見たかったけれど我慢しました。自宅に戻ってから調べてみましたが、アジサイの種は枯れ花から採れるようです。ポッドにと種が入ってないとすると、何なのだろう? 

余談ですが、テラスにはホウズキも植わっていました。昔懐かしい思いがしました。

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レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (9)

長々と要らぬことまで書き連ねてきたので、皆さまも読み飽きてこられた頃と存じ上げ候。この欄でお終いです。書いてる自分も飽きてきた(笑)。それでも後で見返して役に立つこともあるので自分の覚書のために書いてます。

9日目 (ケネバンクポート

[後で読み直して気が付いたのですがここで「アヒル」とあるのは「マガモ」のことです。なぜアヒルと表記してしまったのか自分でもわかりません]

朝、テラスのカーテンを開けると、アヒルが数羽、こっちを向いてテラスの前に並んでいました。「今朝はパンくれるっていたから」って感じで餌を待っている様子。さっそく昨日相棒から貰っておいたオイスタークラッカーを上げました。クラッカーはたちまちなくなってしまい、アヒルたちも「これっぽっちぃ?」って感じで物足りなさそうでした。

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そのあと宿で用意してくれているコンチンタル風の朝食を食べに行きました。キーシュ、ゆで卵、スイスチーズ、フルーツサラダ、クロワッソン、オレンジジュースにコーヒー。少し残したクロワッソンを部屋に持ち帰りました。アヒルたちは私たちに気を許したように時々やってきてはチラチラとみています。また5、6羽近づいてきたのでクロワッソンを投げて上げました。

するとカモメが一羽やってきて餌を横取りしようとしました。でも私はアヒルだけに餌をあげてカモメは無視しました。するとこのカモメ、アヒルが居なくなったあともジッと佇み、私の方を恨めし気に見つめていました。「なんで私に餌くれないんだ」という感じ。5分経ってもまだじっと見ています。よほど恨めしかったんでしょう。私はロングアイランドのカモメの獰猛さに辟易していて、カモメに餌を与える気がしません。特に黄色い鋭い目をしたカモメは空を飛んでいる分にはいいですが、近くに来てもらいたくないのです。

テラスに座って、相棒が歌を歌い出すとアヒルが近くに寄って来て聴き始めるのがおかしかったです。歌が始まると、水辺の方を向いて香箱座りしていたアヒルがモタモタと立ち上がって相棒の方に向きを変えて座り直すのです。まるで歌を聴こうとしているようにしか思えません。相棒もそんなアヒルが可愛くてならない様子でした。

アヒルと少し遊んでから、ブッシュ邸宅のある岬へ車で出かけました。岬全体がブッシュ家の敷地とか。家が何軒も建っていて各々家族の夏の別荘になっているようです。

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そう言えば、ホテルの部屋の前の船着場にシークレットサービスと書かれた赤いゴムボートが停まっていましたが、あれはブッシュたちの護衛のためのものかも知れません。私たちのホテルの前に停泊させているということはブッシュたちがいないためGメンたちはお休みなのかな。下の写真では光って見難いですが、赤いゴムボートの横に黒字でSecret Serviceと書かれているのがかろうじて分かると思います。

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ブッシュ家の岬からさらに別の岬へドライブし、それから自然保護の林を探索しようとしたら雨が降ってきました。仕方なくホテルに戻って雨の止むのを待ちました。部屋の中で暇を持て余しながら外を眺めると、雨は止むどころかザーザー降ってきました。いくら待っても止まないので可笑しくなってきました。夕食の時間になってもザーザー降っているので歩いて行ける距離のレストランですが車で行きました。夕食が済んだら雨は止んでいました。ダハハ。

下の写真は引き潮の時にホテルの前の磯に降りてきたアオサギ。安カメラだからボケてますが飛んでるところを撮ったのは初めてなのです。

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10日目 ケネバンクポート → NY市

朝また少しアヒルと遊び、名残惜しいけれど帰途に着きました。

帰りのハイウェイの料金所でムースとロブスターのぬいぐるみを着た人たちが愛想よく手を振って何やら配っていました。

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私たちにも渡してくれました。お水のボトルとチョコ‐カラメル‐ポップコーン。コーンの袋に「メイン州ターンパイク70周年記念」と書いてありましたのでワケが分かりました。メイン州の人柄が伝わってきました。

旅の間、最後の一日を除いて良い天気に恵まれたことはみラッキーでした。(最後の日は午後から雨が降り続き、外出の途中からホテルに戻って雨が止むのを待っていましたが、雨足は強くなるばかり。午後の散策は諦めました)

ノバスコシアはゴミのない綺麗な所。いつもNY市の汚さに気が滅入っている私は精神的にとても癒されました。今度の旅では、朝の静けさの中で、まるで時間が止まっているのかと惑うほど静かな時を過ごすことができました。不思議な時空で、自分が今まで考えていた事、してきた事すべてが意味のないことのように思われてきました。自分はこの67年間何をやって来たのだろうなどと思い始め、自分を無価値な対象として見ているもう一人の自分に気が付きました。いい旅でした。

レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (8)

7日目 (ハリファクス → ペギーズコーブ → ヤーマス

ヤーマスに戻る前にルーネンバーグの姉妹町みたいなマホーンベイに寄りましたが、似ていても世界遺産には遠く叶わず、あまりインパクトはありませんでした。その後、ペギーズコーブ(Peggy's Cove)に寄りました。この岬も美観で知られているようです。

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確かに、小さな船着場は落ち着いた様子でカラフルなボートが浮かんでいるのも絵の様な景色。

そこを岬に向かってあるくと氷河に削られ表面がスムーズで丸みがかった岩場に出ます。

 

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なぜかそこにキルトを穿いた男性がバグパイプを奏でていました。「なぜか」とは書きましたが、その場の雰囲気に合っていて、なかなか良かったです。

帰り際、そこにある小さな店でロブスターロールを食べました。ロブスターロールにはオリジナル風(マヨネーズ)とメイン風(溶かしバター)があり、私たちはメイン風。素朴ですが身がたっぷり入って、注文を受けてから作るらしく20分待たされましたがとても美味しかったです。

そしてまたフェリーに乗るためヤーマスへ戻っていきました。ヤーマスに着くと、翌朝が早いので、夕食も早目にとりました。同じホテルに泊まったのですが、この日は冷蔵庫にチーズとクラッカー、それに小さなシャンパンのボトルがありました。なんで?さよならギフト?

8日目 (ヤーマス加 → ポートランド米 → ケネバンクポート)

今朝のフェリー出発は8時。7時15分までに船着場に着いていなければならないので、朝は5時起き。相棒はギフトのチーズで軽く朝食して時間を節約。7時頃船着場に着くと既に係がたくさんの車に指図して検問へ列を作らせていました。船中、帰りの景色は特筆することもなく、私たちは中央の部屋のイスでウトウトしたり、大型スクリーンのスマーフ(青い小人)の映画を観るともなく見たりしてポートランドまでの6時間半を過ごしました。

 

ポートランドに着き、そこから30分ぐらい南に下がったところにある洗練された港町ケネバンクポートに2泊しました。

宿は商業化したタウンセンターから少し離れた静かな水辺にあり、とても景色のいいところでした。テラスから水辺を眺めてボーっとするもよし、アヒルが数羽近寄ってくるのを眺めて相手をするもよし、です。アヒルがヨッタヨタ人懐こそうに寄って来た時、「ごめんね、食べるもの何もないよ。明日の朝、パンの残りを上げるね。明日ね」とアヒルたちに話しかけました。

夜、夕食前にちょっと町を歩きましたが、土産物屋が連なり、特に他の港町と変わらない気がしました。夕食は水辺のシーフードレストランで景色をみながら楽しみました。相棒がスープを頼んだ時、オイスタークラッカーが付いてきたので「半分だけ使って、残り半分ちょうだい」と無理に貰いました。明日アヒルに上げようと思ったのです。

レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (7)

6日目 (ハリファクス)

昨夜の雨は止んで良い天気になっていました。ラッキー。都会には興味のない私たちですが、最近 "Maudie"という映画をみて感動したことも手伝い、主人公のアーティスト、モードルイスさんの作品を展示している美術館がハリファクスにあるというので訪れてみました。写真はモードさんの家のリプリカです。

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モードさんはノバスコシアのヤーマスの生まれ。挿絵のような単純でやさしい画風は見る人の心を温かくします。モードさんの手は リューマチでコチコチに固まっていて、あの手で筆を持って絵を描いたのかと思うと胸が痛みます。自分の境遇など気にしないような明るい笑顔のモードさんに私たち夫婦は惹かれるものがありました。

 美術館を出て、45度ぐらいの急坂をハァハァ言いながら上り切り、丘の上にある要塞まで行きました。ここは町中で一番高い所でハリファクスの町が一望に見渡せました。

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オカシナことに、ヤーマスで屋根の修理に出くわしましたが、ここでも通りの向こうのビルで屋根の修理をしていました。ここは高台なのでビルの屋根がよく見えます。

数人の作業員たちが屋根の上を歩き回っていました。雪多いノバスコシアは屋根の修理が必須なのかも知れません。

 

下は上の写真の赤で囲った部分の拡大写真。

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さて、丘の上の要塞ではガードチェンジが行われていました。

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スコットランド兵が大きな声でナンヤラカンヤラ号令のような言葉をお互いに叫びながら交代をしていました。

要塞の中に入ることもできましたが、坂上りで疲れていたので入りませんでした。

レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (6)

5日目 (トラウトポイント  →  ルーネンバーグ  →  ハリファクス)

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朝食のあと、ゆっくりチェックアウトの支度をしました。

この宿にいると時間がゆったりと進行するような感覚に陥り、アインシュタインの時間の世界が分かるような気になります。

部屋の造りも落ち着いていて、ベッドなどの家具も木を削らず、木の皮の付いたままの丸木で出来ていました。机の脚も自然の木の枝の曲がり具合をそのままに利用してあり、しかしピタリと安定していることに職人気質を感じました。

 次の宿、ハリファクスに行く途中、ルーネンバーク(Lunenburg)という港町に寄りました。ここはユネスコ世界遺産に選ばれているそうです。

f:id:nykanjin:20170908110505j:plain湾の向こう岸に、町並みの写真を撮るスポットが決まっていて、私たちもそのスポットから写真を撮りましたが、なぜか月並な写真となりました。

しかし町を歩くと、とても綺麗な港町で世界遺産さもありなんと実感します。

船着場にありがちな潮が腐ったような臭いも全くなく、清潔で私はとても気に入りました。

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ノバスコシアの車のプレートのデザインにも使われているブルーノーズⅡという船がクルーズから戻ってきて船着場に停泊するのを見ました。昔は漁船とスピードレースの両方に使われたらしく、この辺では有名なスクーナーらしいです。

その有名なスクーナーよりも私の目に止まってグッとさせられた船があります。

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Europaという名前がついたスクーナー。帆を下ろしたスケルトンの状態でもなぜか私の心を惹く船です。満帆の姿が見てみたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

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船着場を離れて町中に入ると緑橙赤とまるで信号機のような派手なペンキが塗られた家が並んでいました(笑)。

世界遺産ということなので、もっと歩き回りたかったのですが、時間が迫っていたのでハリファクスへ向かいました。

 

 ハリファクスに着いて暫くすると雨が降ってきたので、ホテルから歩いて行ける近くの港のレストランで夕食。ここのロブスターは茹でるのではなく蒸しているので味が流れ出すこともなく、細い足の一本一本まで肉が詰まっていて大変美味しいものでした。帰りは少し濡れましたが急いでホテルに戻りました。

レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (5)

4日目 (トラウトポイント)

朝食は8時からビュッフェ式になってました。キーシュはノバスコシアのビュッフェ式朝食の定番のようです。別途頼めば卵焼きでも目玉焼きでも作ってくれますが、色々なものが並べられているので私はそれで充分でした。果物はこの辺りに実っているものらしく、木に生っている間に自然完熟したスモモはとても美味しかったです。

私は普段NY市のスモモは食べません。不味いから。NY市の野菜や果物は不味い。食物に興味のない連中が仕方なく作って、輸送のため熟さない内に刈り取って、味を不味くしたものを入荷してるんでしょう。

キノコやその他自然に生えているもので食べられるものを探すガイドツアーがあるというので訊いてみたら午後ならガイドさんがいるというので、それまで自分たちで散策して時間をつぶすことにしました。林を歩くと苦も無くたくさんのキノコが見つかり、写真に撮りました。下はその一部です。

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↑毛糸編みのようなキノコ。シイタケのようなキノコ。紅いのは毒があるかな?

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↑同じキノコでも成長度によって色が違うようです。キリンの模様のキノコ、これは無毒らしいですが美味しくはないそうです。それから物凄く大きな灰色のキノコがありました。ビックリするほど大きかったです。

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←一所懸命しゃがんでカメラの目線を地面近くにしてこれを撮りました。茎も巨大!こんなの食えないだろうと思っていたのですが、後でガイドさんに写真を見せたら「食べられる」ということです。裏側がスポンジ状でこれも美味しくはないそうです。

 

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↑タマゴ茸みたいに可愛いけど多分毒キノコ? 色が真っ白いのは毒キノコが多いとか。丸くて黄色に白いテンテンの可愛いキノコは多分黄テング茸。成長して白いテンテンが取れると毒々しい派手な黄色になるから毒だと分かります。

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 ↑これは私が勝手にシャンテレル(杏茸)だと思っているんですが、ガイドさんに確かめるのを忘れました。

このように、歩いてみたら周囲はキノコだらけでキノコの森かと思うほどでした。

午後になってケイトという若い女の子のガイドさんと林の中を歩きました。ケイトさんは自然の中で暮らすのが好きな人らしいです。夏の間ここにいて、そのあとスペインのグラナダの自然の中に行くと言っていました。その辺の草を引っこ抜いては「これはインディアンキューカンバーで白い根を食べます。ピクルスにするといいです」などと教えてくれました。その辺にたくさん生えているキノコを千切って「裏側がスポンジ状になっていて味はよくないけど、コレ食べられます」とか。「食べられる」つまり「無毒」という意味。キノコには私たちにおなじみの裏側がギル(エラ)状になっているものとスポンジ状になっているものがあると知りました。多分ギル状になっている方が味がいいのではと思いました。

綺麗な桜色の実が房なりして熟すとブルーベリーと見間違える色になる植物がありましたが、ブルーベリーとは似ても似つかない不味いて食べられないと教えてくれました。どこの林でもよく見かける草の小さな赤いベリーがリンゴのような舌ざわりで食べられると知り、驚きました。ケイトさんから聞いたその植物の名前はもう忘れました。

そのあとはホテルに戻って休みました。ゆったりとした時間が流れます。緑の木々に囲まれて、空気も美味しく、肺も洗われる感じです。NY市では窓の桟や網戸が廃棄ガスで真っ黒な煤だらけになっています。あんな汚い空気を毎日吸っているんですから体は勿論精神も薄汚れてしまうんでしょう。

夕食はまた不味かったです(笑)。ハドック(モンツキダラ)という北太平洋ではよく取れる白身の魚。きのうのベタっとした生焼き鮭に懲りた私が「よぉーく焼いて下さい」と言うと「焼き具合は料理法で決まってますが、もし焼き足りなかったらその時は焼き直します」と言われました。出てきた料理はまたもや不味い。焼き方が問題ではないかも知れないと思いましたので、ウェイトレスさんがやってきて「焼き具合はいかがですか?」と訊かれた時「いい具合です」と答えておきました。でも食べられませんでしたので、またチーズを頼みました。ま、こういうこともあるでしょう。不満はありません。

夜はまた暖炉に薪をたくさんくべて暖かくして寝ました。

レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (4)

3日目 (ケープフォシュ→ トラウトポイント)

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ケープフォシュで美景を楽しんでから、山川森林以外なにもない一角にぽつねんと存在するトラウトポイントという宿泊先に向かいました。周囲に町や店など一軒もない森林を進んでいくと、やっと一軒の丸木の宿が木の葉の間に見えてきました。ここはインターネットも殆ど繋がらず、外界を遮断して自然のみを楽しむのが目的らしいです。ここに2泊。

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水に浸かることの好きな相棒は川沿いのジャクージを楽しみ、その後、ホテル周辺の林を散歩しました。

 ホテルの前を流れる川の水の色は赤。真っ赤です。鉄分が多いのでしょうか [あとで調べたら鉄分ではなく、水源からPeat bogという暗褐色の泥炭地を流れ下ってくるためタンニンが多くふくまれた酸性の水質となっているらしいです]。

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ホテルのレストランの夕食は鮭でしたが味がなくて調理も未熟で私の好みでなく殆ど食べられませんでした。ただ、食後、チーズの小皿がオプションにあったので、この時ばかりは「チーズ断ち」を破って、頼んでみました。真っ黒な蝋の皮のチェダーチーズと燻製のブルーチーズが美味しかったです。

この夜、10時過ぎに夜空を眺めるスターゲイジングに参加しました。陸の孤島のような地点で周囲には明かりもないため、さぞかし星がたくさん眺められるだろうと思っていましたが、月が煌々と輝いていて星の光を邪魔していました。

それでも大熊座、小熊座、カシオペアなどが眺められ、ホテルの天文学者の卵が北斗七星の探し方なども交えて色々講義してくれて、天体望遠鏡で月と土星を見せてくれました。月の表面の凸凹が少し分かりましたが土星の輪っかは私には分かりませんでした。

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夏でも夜は冷えます。暖炉に薪をたくさんくべて火をおこして暖かくして寝ました。火が消えかかる前に薪を何度も足しました。