週末に3本観ました

Blue Ruin
リベンジ映画(笑)。リベンジ好きな私たちの目に留まり、観てみました。
ほとんど無名の俳優たちでしたがストーリーの進み方は無駄がなく、テクニックもなかなかの作品で、面白かったです。ただし、仇討ちの理由がぎごちなかったので、もう少し納得いくものが欲しかったな、と思いました。

これも新監督作品シリーズの一環で、このシリーズは映画が終ってから監督や作家とQ&Aをするようになっています。まだ若い監督と主演の俳優が出てきてQ&Aをしました。Q&Aが終ってから監督兼脚本家に「次ぎにまたリベンジの脚本温めてますか?」と私が訊いたら「もう次の作品、撮影し終わりました。今度はリベンジというより凄く残酷な作品だから、覚悟して下さい」と言ってました。リベンジは好きだけれど残酷なのはワタシャ苦手なので残念。

Gambit
真面目男Colin Firthがコミカルな役を演じています。脚本はコーエン兄弟ですが、製作、監督は別の人。一見ウダツのあがらない古美術鑑定士が、いつもバカにされている金持事業家の裏をかくという話。1960年代のコメディPink Pantherの影響を多分に受けた作品に思え、古臭いと思う人もいるかも知れません。私はそれなりに楽しみました。


The German Doctor
アルゼンチン南端、パタゴニア地方の一家族が素性の知れないドイツ人医師と遭遇します。家族の娘をその医師に診察してもらうようになり、その後、その男が別名「死の天使」と呼ばれる悪名高いナチスの医者Josef Mengelだと分かります。Mengelは人間を実験用モルモットのように扱う異常な医者で、逃亡を続ける身でありながら、本性は抑えきれず、この家族を自分の研究に利用し始めようとします。

アルゼンチンを含めた南米諸国には多くのナチス戦犯が逃亡したと聞きます。アイヒマンは捕らえられましたが、このMengelは長いこと逃げのびていました。逃亡中ブラジルの海で溺れたと言われていますが、真相は分からないままのようです。人を人と思わない人間が医者になると空恐ろしいです。