ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

記憶の脱落

私の場合、「歳をとる」というより「記憶や意識の劣化」という感覚が強いです。

今朝、また甲状腺の薬を飲んだ記憶が空白になってしまいました。朝一番で飲む薬なのですが、小皿の上に他の薬と一緒に置いたことまではハッキリ覚えていました。そのあとそれを飲んだ記憶がまったくありません。そのままキッチンで何やらやっていて、さて薬を飲もうとテーブルに戻ると薬はなくなっていたのです。「あれ?飲んだ記憶はまったくないのに...」とその辺を探しましたがありません。着ているシャツ(寝巻)のポケットにもありません。舌を出してみました。その薬はブルーで、口の中に入れておくと舌が青くなるのです。舌は青くありませんでした。ということは、飲んだとしたらすぐ水で飲み込んだとしか思えません。水を飲んだ憶えもないのです。

これほど自覚がなくなるのは恐ろしいことなのですが、恐ろしいという感覚すらありません。私はどうなっちゃうのでしょうか?