Gauguin: Voyage to Tahiti 観ました

Gauguin: Voyage to Tahiti

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ゴーギャンについて、私は間違った考えを持っていました。「銀行家で裕福であったのに、その生活と家族を捨て、タヒチでのんびり絵をかいて暮らした画家」という印象があったのです。ところが、彼は銀行家ではなく株のブローカー、裕福だったのは数年、株暴落で職と収入をなくし、日雇い業を続けながら好きな絵を描いていたけれど、やがて妻に見捨てられ、貧困の中タヒチに渡りキャンバスを買う金もないような生活の中で絵を描いていたと知りました。

この作品では既に職をなくした頃の生活から始まり、ゴーギャンは同情すべき人物に描かれています。勿論、事実と創作を織り交ぜてありますので、どこまで同情すべきか分かりませんが、私には、監督が表現しようとした無言のシーンの心情がBGの雰囲気とともに心に伝わってきて、作品としてはよく出来ていると思いました。但しNYでの評価はあまりよくありません。