ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

義母 in and out

昨日の日曜日、義母は少し元気になっていました。手術前に、義母は友達の誕生日に観葉植物を買って持って行ってくれと私たちに頼んでいました。一昨日、Spathiphyllum(一般名Peace Lily)の鉢を買って、その友達のところに持っていったことを義母に伝えると「ああ、よかった」と言うほど意識が回復していました。
それでも3時間ほどすると疲れてきたのか、時々、別世界に行ってしまいます。義母が「ママとダッド(パパ)はどこだ」と訊くので「二人とも天国です」と答えると、視線が定まらない顔をします。眠ったかと思うと目覚めて「あー、あー、何がなんだか分からない。家に帰る」と叫んで、グスングスンと泣き出します。「ここで最高の手当てを受けているのですよ。家に帰っても看護してくれる人がいませんよ」と言うと、また視線の定まらない顔をして別世界へ行ってしまいます。
相棒は母親がこのまま痴呆状態に突入してしまうのではないかと悲観していますが、私は、去年、退院してしばらく精神も身体も衰弱していた義母が3ヶ月もすると元気になったことを鑑み、食欲さえ戻れば、また元の義母になると楽観しています。ま、どうなるか、もうしばらく様子をみないことには分かりません。