ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Mikado Pheasant

ゆったりと緑の田舎で休養し、昨日帰ってまいりました。ああ、この休養は私に必要な栄養素でした! 都会に戻ると、四角いビルや人混みが埃っぽく見えて、途端に喉がいがらっぽくなり、チト困りました。せっかくキレイになった肺がまた煤で汚れてしまうんだなぁ。

訪れた所の町の名前はいまだに分かりません(笑)。ニューヨークから車で2、3時間の所です。ペンシルバニア州の東西に長く連なっている山脈エンドレスマウンティンズの北東部エルクマウンティンの近く、ストーンブリッジ・インという丘の上のカントリーインに宿泊しました。B&Bとの違いは、カントリーインの方が少し大きく(部屋数が多く)、宿にレストランがあることかな。最近ホテルに泊まらず、B&Bやカントリーインに泊まるようになったのは、家族的な雰囲気、宿主との会話や朝食の楽しさを知ったためです。


部屋の窓に、持っていったグレープフルーツを1つ置いてみました。
まったく意味はありません(笑)。馬鹿げた(アンディ)ウォーホール気分。


朝、宿の周りを散歩しました。月見草みたいな花と一緒になって咲いている白い花?かと思ったら、ホタルの卵でした。夜になるとこの草むらの辺りでピカリピカリと成虫が光ってました。この辺は池や湖がとても多いのでホタルもたくさんいるのでしょう。


近くをドライブしていたら、道の真ん中に突っ立っているワイルドターキーがいました。私たちの車を見ると、ストストと歩き出しました。私は慌ててカメラを探しましたが、シートベルトに首を絞められて間に合わず、写真は撮れませんでした。薄茶で、それはもう美しいターキーでした。がっかり。


こんどこそ何が出ても撮ってやる、とカメラを抱えて助手席に座っていると、今度はフェザント(山雉)に出会いました。日本の雉と違い、鮮やかな色ではありません。ウェブで調べたら帝雉、ミカドフェザントという種の雉でした。3羽ほどアチコチ歩き回っていました。
一羽、草むらから顔を出しているのをパチリ。そのフェザントの目が相棒に似ていたので笑ってしまいました。