ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

心の整頓の時期

最近、アンダー・ザ・ウェザーで(心身ともにチョイと具合が悪くて)何か書こうとすると陰気な話になってしまいます。どんな具合かと言いますと、例えば、

外に出る気がしなくて、ヨレヨレの寝間着のような格好で、茶碗を洗いながら、幼い頃や若い頃の未熟な考えや言動の自分をフッフッと思い出し、あまりの恥ずかしさに「ウヮーッ!」と声を出してしまうことがしばしば。

なんで今頃、昔の自分の嫌な面を思い出すんだろうと考えました。ふと、死ぬ前の心の整理みたいなものが始まっているのかなぁ、と思ったりしました。っと言っても、すぐ死ぬというのではなく、これから何年生きるか分かりませんが、その間に徐々に心の整理をしていくのではないかと思うのです。いままで生きてきたことを振り返り、今の気持で考え直して整理していくのかな、と思うのです。

前には、自分は良いことばかりしてきた様な気になっていたことがあります(笑々)。そして、昔の腹の立つ事ばかり頭に浮かんできた時期がありました。そして立腹させられた相手[複数。電車の中で出くわした名も知らぬ人もいます(笑)]を怨んで、昔の悔しさをぶり返していました。無意味でバカバカしいことをしていると思っていましたが、何度か思い出して怒っている内に、考えが変わり、また自分も知らずに人を怒らせていたであろうと思い始め、世の中お互い様なんだと思い始めて、腹の立つことがなくなってきました。今、ウヮーッ!とやっているのは、この恥ずかしい気持をなくすプロセスなのかなとも思っています。

こうやって、少しずつ、気持を落ち着けていけば、死ぬ時は穏やかになれるのかな?