ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

セントルシアの旅②:宿

今回の宿は、熱帯雨林の山中のカカオプランテーションの中にあり、ちょっと歩けばあちこちに、緑、黄、橙、赤、黒と成長段階によって違う色のカカオの実が実っているのが見られました。(写真は左から緑、橙、赤、黒のカカオの実。各写真をクリックするともう少し大きく色をはっきり見ることができます。)

宿の部屋には毎日、そこで作られたチョコレートが広口瓶に入れられて置かれますが、さすがに2日目からはもう食べられませんでした。宿のレストランでもココアソースの料理が多く、あまりチョコレートの好きでない私たちは少し飽きてきて、3日目には別のレストランへ行くようになりました。
蛇足ですが、このホテルの敷地にはチョコレート工房があり、数年前にチャールズ皇太子も見学に来たそうです。チャールズと言えば、アイスランドで泊まった宿の1つもチャールズが鮭釣りに来て泊まる所だったことを思い出しました。何か縁があるのでしょうか(笑)。

私たちの部屋は山小屋の雰囲気を出すためか、窓ガラスはなく、風通しを考慮して全体に木製のブラインドで囲まれていました。(写真黄色の矢印が私たちのロッジ。こじんまりした木製の山小屋風。左の高台の方にある建物は、もう少し高級な広くて景色のよい部屋になっていると思います。) 蚊が多いと聞いていましたが、宿で配慮しているらしく、開け放した窓の部屋でも蚊はそれほど気になりませんでした。何箇所が喰われましたが許容範囲内のものでした。

宿代は朝食付。ピトン山を望む素晴らしい景色を見ながら朝食をとりました。ビーガンの私たちは、どのテーブルにもサービスに出されるフルーツにトーストとジュースを頼むだけなので、係の人から「卵は?ベーコンは?」とその度訊かれました。かなり太めのカップルの私たちはビーガンには見えないようです(笑)。


この宿のプールは、カリブ海のホテルの中でも最良デザインの1つに選ばれているそうです。インフィニティ(無限)という片方に縁がなく、境界線があるのか分からないようになっているデザインです。マレーシアかどこかの高層ホテルの屋上プールにもこのインフィニティが使われていて、高所恐怖症の人には恐ろしいような、でも粋なデザインです。

ハイキングから帰ってきてから誰もいないプールを二人で楽しみました。