夏の旅 バーモント州 (2) Bellow Falls の 宿

宿

B&Bの宿主はエレンとリチャードというご夫婦。エレンさんは元バイオリニスト、リチャードさんは人懐こい話し方をします。まだ仕事を始めて1年ほどだとかで慣れていないため素人っぽくて、まるで親戚の家に泊まっているような気持になりました。

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左の写真はインターネットからの借物ですが、この宿のポーチです。前方にはコネクチカット川があり気持のよい眺めです。

お茶 Prince of Wales

宿にはお茶とコーヒーがいつでも飲めるように用意されていて、リチャードさんがよくお茶を勧めてくれました。いろいろなティバッグがあり、Prince of Walesというお茶を選んでみたのですが、これがとても美味しくて毎日飲んでいました。紅茶のような緑茶のような、しかしそうでもないような、不思議なお茶で苦味もなくとても飲みやすいのです。

私は現在のPrince of Walesチャールズ3世のお茶かと思っていましたが、相棒が後で調べたところ、一世代前の Prince of Wales エドワード8世のために特にブレンドされた中国産のお茶らしいです。

Claude the Cat

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宿にはクロードという黒猫がいました。ただし日中は外を廻っているらしく宿内で見かけることはありませんでした。2日目あたり、私たちが駐車している車にクロードがいました。日差しが強かったので車の陰で休んでいたようです。私たちが来ると、クロードは車を動かすことを察したようで、隣の車へ移動しました。私はクロードのいる方に行って、近づかずに遠くからちょっと挨拶しました。するとクロードは何とも言えない優しい甘えた声で鳴いて私に近づいてきて、足にスリスリしてくれました。猫から近づいてくれるなんて嬉しかったです。

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近くにある骨董品店を眺めたり、川岸の岩にあるペトログリフ(石壁に彫られた絵や文字)を橋の上から覗いたり、美しい林や町を抜けるハイウェイや緑深い山道をドライブしたりして過ごしました。

私の好きな木漏れ日の続く山道は、このままずっと続いてくれたらと思ってしまいます。こんな木漏れ日の雰囲気を自分の感情を通して水彩画で表せたらなぁと、ちょっと老いて諦めがちで感傷的な私でした。写真がそのペトログリフです。インディアンが描いたものだそうですが、最近の子供のいたずら書きにしか見えないような。