ビーガンになる前の話ですが、ピザと言えば「マルガリータ」を注文していました。チーズ(とソース)だけのプレーンピザです。いろいろと具がのったものはあまり好かず、プレーンなピザをサラダと一緒に食べるのが好きでした。困ったのは、お店でサラダとピザを注文すると、サラダを先に持ってきて、それが食べ終わるまでピザを持って来きてくれないのです。注文する時に「サラダとピザを一緒に持ってきて」と頼むのですが、なぜか忘れてしまうみたいです。
ビーガンになってからはチーズなしでマリネラソースだけの「マリネラ」を注文します。以前このブログにも紹介しましたが、マンハッタンにオープンしたドン・アントニオという店のマリネラピザは非常に美味しいです。マリネラピザを出すのはドンアントニオぐらいのものかと思っていたのですが、最近、散歩がてら、ピザを出す店のメニューをいろいろ覘いてみたら、チーズなしのマリネラがメニューにのっている店が多くなったことに気付きました。ただし、ピザ生地やソースが美味しくなかったりしますので、糠喜びはできません。
この間、マリオ・バタリというNYで有名なイタリアンのシェフが出しているピザのお店OTTOに行ってみました。マリオの店だからきっと美味しいだろうと期待していたのですが、何と、ピザ生地はスーパーで売ってるトルティアのようで、マリネラソースはトマトソース缶からそのまま出したかと思うような味でガッカリしました。相棒が注文したニンニクピザは美味しかったです。
最近メニューで多く見るようになったものにもう１つ、ベジタリアン・パエヤ（パエリャ？）があります。ミッドタウン東にあるSocarrat Paella Barというお店でそれを食べました。美味しくてホッペが落っこちそうになるパエヤでした。この店の名前のSocarratとは、平たいパエヤパンの底にこびり付いている味の染みたご飯のことだそうで、パエヤはこのオコゲがミソなんだそうですね。
