Chef
コメディ。とても面白かったです。ビーガンの私たちは、肉やチーズのタップリ入ったキューバン料理は食べませんが、たぶん美味しいだろうと分からせる画面作りになっていました。役者は芸達者が揃っていて、どこまでがセリフでどこまでがアドリブなのか分からないです。ダスティンホフマンがチョイ役で出ているのですが、まともに意地悪役で、よくこんな損な役を受けたなぁと思ってしまいました。
Devil’s Knot
アーカンソー州で実際に起きた殺人事件を基にした作品。幼い子供が3人殺される話なので、最初からとても辛く重い気持になってしまいます。そして、無実かも知れない若者たちが実刑を言い渡されるというのですから、ますます重苦しい気持になります。またコーリンファースが英国アクセントを消して好演してます。映画としては特に盛り上がりもなく終ります。
あとで相棒がこの事件のことを調べたら、実際の犯罪調査や裁判でのやり取りがこの作品ではかなり省略されていたそうです。相棒は事件のレポートを読んで、映画とは別の角度から真犯人とその動機について推理をして私に教えてくれました。プロの刑事かと思うほど鋭くて「あー、そうだ、きっとそうだ」と私も感心しました。その推理を基にもう一度映画を作った方がいいと思うくらいです。相棒の推理については、この作品のネタバレに繋がりますのでここには書きません。