ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Loreena McKennittのコンサート

土曜日の夜、Loreena McKennittのコンサートに行きました。セルティック系ミュージックですが、ロリーナさんには独特の雰囲気があります。相棒の好きなシンガーで、数ヶ月前にチケットを購入してありました。マンハッタンのタウンホール(約1500席)会場はほぼ満席。私たちは2階のバルコニーで聴きました(写真はバルコニーから撮ったステージの様子。中央で髪が光ってしまってよく分からなくなっているのはハープを弾いているロリーナさんです)。
既に58歳になっているロリーナさんですが若い時とまったく変わらぬ透き通った美しい音声で聴衆を最後まで魅了しました。ロリーナさんの弾く美しいハープの音色にチェロとEギターの音がハもり、聴き手を独特の世界に引き込んでくれます。伴奏のチェロリスト(Caroline Lavelle)が又とてもステキで、チェロも然ることながらフルートやアコーディオンやデュエットも担当して多才さをみせてくれました。30分の休憩をはさんで2時間のステージ、囁くような声の軽妙なトークで会場を沸かせるロリーナさんにファンが心から拍手喝采しているのが分かりました。
私はファンというほどでもないですが、ライブでしか味わえない素晴らしさに感動すら覚えました。トークの中でアイルランド人の可笑しさをアイリッシュ訛りでユーモラスに語ってくれましたが、それを聞いている内にアイルランドに行ってみたくなった私です。ロリーナさんの曲はYouTubeにたくさんあります。