YouTubeをブラウズしていたら「紅雲町珈琲屋こよみ」というビデオにつきあたり、ちょっと覗いたら、私好みのセピア色の木造の珈琲屋さんのカウンターに立つ白髪の女性がハッとするほど美しかったので、そのまま見続けてしまいました。
大島紬(だと思うのですが)の落ち着いた縞模様の着物にキリッとした髪形と白髪の色も完璧で、一瞬時が止まったかと思うほどでした。富司純子さんって歳を重ねて更に美しい方なのですねぇ。品のある本物の美人で、目元口元に暖かさが漂う希少な女優さんに思えます。
そう言えば、この間たまたまTVで、ソフィアローレン(84歳)が自分の息子(監督)にインタビューを受けていてそれに楽しく答えているのを見ました。皮膚を引っ張り上げたりシワをなくすコラーゲン注入で顔は酷く崩れてしまっていましたが、それでも腐っても鯛、老いても美女、話し方や態度が魅力的で昔ケリーグラントからプロポーズされたというのも頷けます。
富司純子さんはローレンより10歳以上若いですが、自然で崩れておらず、お顔のシワも反って気品を醸し出し、女性らしさをいつまでも保ち続ける魅力をしみじみ味わわせていただきました。