ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ダルマ婆さん ころんだ

おととい夜、一人横断歩道を渡っていて中央分離帯のところでズデンと転びました。滑り止めのために作られた凸凹のある個所に、痺れのため感覚が麻痺している右足の靴が引っ掛かったようです。肥満体のダルマ婆さんがコンクリートの平場に体重全部かけてカエルみたいにベタンとうつ伏せにコケました。周りに人がいなかったのは幸いでした。

右足の痺れのためうまく立ち上がれず、うつ伏せのまま考えていました(笑)。しかし、歩道を渡ってこちらへ来た人が「大丈夫ですか?立ち上がれますか?」と親切に訊いてきたので、うつ伏せのままでいるわけにもいきません。チラッとみると私の身体の半分ぐらいの細い若者で、とてもじゃないが重たい私を引っ張り上げることは不可能とみました。お礼だけ言って、手の届くところにあった支柱に手をかけて立ち上がりました。

出っ張った腹が先に着いたようで、両膝を強く打った割には痣も軽く、擦り傷だけで済みました。

失敗したのは携帯電話。携帯を手に持ったまま渡っていたのでコンクリートに携帯を打ち付けスクリーンがひび割れてしまいました。ひび割れても使えるので私はそのまま使おうと思ったのですが、それを聞いた相棒がヒビ割れで支障が起きやすくなるからと修理を勧めます。昨日、携帯を購入した Verizonの店に訊くと保険契約していなければ修理はしないとのことでした。ワタシャ Verizonが大嫌いです。近くの携帯修理屋に行くと修理代は150ドル、部品は来週届くのでその時に携帯持参するよう言われました。修理代の高さに驚きました。私の場合、携帯は相棒との連絡のみに使っているので、そんなものにこんな高い修理代がかかることが理不尽でなりません。もっと驚いたのは、この携帯の購入価格が1000ドル近いものだったこと。まぁ50%引きで押し付けられたようなのですが、それでも高過ぎます。相棒に任せっきりの私は、そんなに高い携帯を買ってくれたことに今の今まで気が付きませんでした。もし、購入時に知っていたら買うことを拒否したと思います。まさに豚に真珠。

ま、何にしても転んで大けがしなかったことは幸いでした。膝にヒビが入ったり、骨が折れたりしていたらもっと面倒で医療費のかかることになっていたでしょう。いつも靴は厚いゴム底のウォーキングシューズを履いています。今回はその靴で突っかかりました。ま、足の痺れが一番大きな原因だと思います。これからは歳を意識して重々気を付けようと思っています。