ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

断捨離と整理整頓

去年、洋服やガラクタを全体の半分ぐらい寄付して整理整頓したのですが、部屋の見える所にはあまり変化がありませんでした。先々月ぐらいから断捨離的な本格的整理整頓を始めました。「整理=破棄」ということで殆ど寄付したり破棄したりして部屋の中がかなり片付きました。

十数年前義母が亡くなった後、私は義両親の持ち物の整理を始めました。ありとあらゆるものがあり、無料で何でも持っていってもらいたいと広告をだし、何人かの人たちが色々持って行ってくれたのですが、それでもまだ大量のモノが残りました。数か月地下鉄で義両親の部屋に通って片づけましたがまったく片付かず、私はお手上げ状態。毎月、空家でも家具や荷物があるので家賃を払っていたのですが馬鹿にならないので相棒の知り合いにあとを頼むことにして、全部任せてしまいました。その知り合いは大変だったろうなと思います。

その経験から自分たちはあんなにモノを溜め込まないようにしようと思ったものです。ところがところが、今回捨てるものがワンサカでてきました。老人になると溜め込んでしまうようです。パン自動メーカー、ミシン、スキャナー、小型計算器、眼鏡、本、辞書、地図、ボーリングのマイボール、スノーケル、テニスラケット、古いオモチャ、円盤レコード、カセット、訳の分からない多量の金具、装飾品、古魔法瓶、ランプ、洋服、などなど、ショッピングカーで少しずつ何度もサルベーションアーミーまでエッチラオッチラ運びました。

要らないもの、例えば、15年間毎回お互いに贈った誕生日とバレンタインズデーのカード全部とってありました(笑)。全部捨てました。医療検査結果とかX線フィルムやCD、税金会計資料、その他諸々、デカい段ボール箱20個分出て来ました。書類に印刷されている自分たちの名前の部分を破りとり、残りの部分も手で破ってから捨てました。シュレッダーはあるのですが小型なので量が多いと熱してすぐ止まってしまうので手で処理しました。時間がかかりますが、そのまま捨てると名前が丸々チラつくので気持悪いのです。悪魔は自分の名前を知られると消えてしまうという話がありますが、私は悪魔と同類かな(笑)。

まだ処理できないのはiMac。結局サルベーションアーミーに寄付することになると思います。あとはユーロになる前の欧州各国の小銭がジャラジャラ凄い量。切手も世界各国のものがたくさん。40年前から勤務先に海外から届く封筒に貼ってある珍しきものをとって置いたのです。最近はオークションに出せるらしいけれど、どうも面倒です。有価証券的なものって処分に困ります。