ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ネディック岬②ロングサンズビーチ:ピンクのシャツ

私たちの宿は Long Sands Beach にありました。帰る日の朝、窓を見るとピンク色に光って動くものがありました。ピンクのシャツを腰に巻いた人が砂浜を歩いていたのです。渚が少し濡れていて鏡のようにその人の姿を映していました。ちょっときれいだな、と思ったので写真に撮りました。

f:id:nykanjin:20180906013357j:plain

 

レイバーデー休日 メイン州ネディック岬

休日をはさんで四日間ほどメイン州のケープネディックへ行っていました。特に知られている所ではありませんが、清潔な感じの砂浜のビーチが2つほどあります。ボストンより北でNYから車で6時間ほどで行けます。

砂浜に建つホテルに宿泊したので、毎朝、窓からビーチを眺め、朝7時頃から砂浜を散歩する人もいるのだなぁと感心したりしていました。朝、散歩をすると、この町の人は知らない人でも朝の挨拶をするのだと知りました。写真は部屋の窓からの景色。

f:id:nykanjin:20180905080945j:plain

定期検査+CTスキャン

昨日の朝、甲状腺専門医へ定期検査に行きました。いつも「再発の気配なく、問題なし」という診断を貰っているので、もう年2回でなく、2年に1回の診察でいいような気がしていました。

f:id:nykanjin:20180828220201p:plainきのうは診察のあとCTスキャンを撮りました。血管に染料を入れて血液を染めて部位の様子が明確になるようにしたスキャンです。無害とは言え、血管に染料など入れるのはいい気がしません。私は食品に着色料が入っていると頭痛を起こすことがあります。ま、アレルギーとまではいかないので妥協。

さて、今朝になって専門医から電話があり、CTスキャンの結果を伝えてきました。「肺にあったノズル(小瘤)が大きくなっている」ということでした。私はすっかり忘れていましたが、相棒によると数年前PETスキャンをした時、肺に小さいノズルが見つかっていたらしいのです。私は自分のことなのにスッカリ忘れていましたが、相棒は憶えていました。そのノズルが甲状腺癌の細胞らしく、肺に移動したようです。

ま、今の所、ノズルをどうのこうのするという状態でもないらしく、様子見ということになるとか。私はどうも真剣さが足りない人間で困ります。糖分が癌細胞の成長を促すらしいので、糖尿病予防も兼ねて、今後も糖分を控えることを真剣に考えないといけません。でも、また忘れてしまうかも知れないなぁ。

 

またナイジェリアンレター

f:id:nykanjin:20180828220557j:plain

今年の3月後半にロンドンから「ナイジェリアンレター」が郵送されてきた時は、あまりにお粗末な内容だったので笑って済ませましたが、昨日、また「ナイジェリアンレター」を受け取り「詐欺用、騙され易い老人リスト」に私の名前が載っていると思うと、いやぁーな気持がしてきました。

今度はカナダのトロントから郵送されてきて、内容はお粗末さが少し訂正され、無関係な親戚の名前などは出さず、人の名前は伏せてありました。しかし、言うことは同じで「何百万ドルという遺産を残した人がいて、あなたがその受取人になれる」というものです。こんなバカバカしい話に騙される人がいるのかねぇ。

「ナイジェリアンレター詐欺の発信元は、アムステルダム、ロンドン、マドリード、トロントなどアフリカからの移民が多く住む都市が多い」ということなので、その内マドリッドやアムステルダムからも送られてくることでしょう。

20数年前、勤め先で何通も受け取った時は、手紙を受け取る度にFBI当局に即転送していました。今はICPOが担当しているようですが、もう協力する気はありません。

ナイジェリアンレターを操る連中の中には資金集めをするテログループもいるような気がするし、なんとなぁーく、民主党の悪い奴らも末端で関わっているような気がしてなりません(笑)。

週末に2本観ました

Arizona

f:id:nykanjin:20180828025336j:plain

ブラックコメディ。人が次々と殺されるのですが、ジョークがついて廻るのでつい笑ってしまう場面が続きます。

「運の悪さが重なって次々と更に悪い結果になる状態」に陥る経験をした人には身につまされる話ではあります。

私は楽しんだのですが、なぜか座席はガラガラで、私たち二人ともう一組のカップルだけが観客でした。ま、映画館で正規料金払って見るより、DVDか飛行機の中で無料で観るような作品とも言えなくはないです。

 

The Wife

f:id:nykanjin:20180828025355j:plain

同名の小説を基にした作品。元々、この小説の内容が酷いのか、脚本が甘いのかは分かりませんが、妻の気持の揺れに無理があって理解できませんでした。役者も演技も悪くないのですが、妻のリアクションに「え、今さら何で...?」という感じで、私はストーリーに乗ることが出来ませんでした。

「女性が作家として認められるには難しい時代」だと思った妻が、自分なりに選んだ道を少し後悔する気持は分かりますが、二人三脚でやってきた夫婦の絆がまったく無視されるのです。この作品だけ見る限り、ストーリーの掘り下げが浅くて、私は楽しめませんでした。

糖尿病にならないために

境界型糖尿病とまではいかないけれど糖尿病予備軍に近い私は、炭水化物の摂取を少なくするよう医者から言われています。コーヒーに砂糖を入れないようにし、パスタ料理やピザも避けるように努力しています。私が「努力」など出来るわけがないのですが、それでも今の所、リンゴとチーズと卵とナッツを食べ、炭水化物はなるべく抑えています。どうしても何か足りないとウォータークラッカーを食べますが、ほんの時々です。

糖尿病になってしまうと本当に面倒臭いことになるようなので、予備軍の内に直したいです。ここ半年以上パンも米もイモも購入していません。レストランで出されると食べることはありますが、家では食べません。代わりにキヌアやヒヨコマメを食べてます。

それから、この1カ月ほど少し寂しいのはワインを楽しめなくなったことです。ある時ロゼを飲んだ後にかなり激しい頭痛が起こりました。そのロゼを飲む前にエクセドリンを飲んで頭痛が起きるのを予防したつもりでしたが、エクセドリンは全く効かず、数日酷く苦しかったのです。それから体質が変わってしまったのか、ワインを飲むと途端に頭痛がしてくるようになりました。それで食事と一緒に楽しみたいワインも今のところ諦めています。アルコールは糖尿病にもよくないし、今までたくさんのワインを楽しんできたので、それでいいのかも知れません。

電話による詐欺

f:id:nykanjin:20180821063534p:plain

私の携帯のボイスメールにロボットの声のような、それでいて老女のような声で「。。。の件で。。。6か月連絡がないのでUS政府があなたを告訴することになります。608-520-7263まで連絡するように」というメッセジが残っていました。

「。。。」という箇所は、わざと消して聞こえないようにしてあり、受け取った側に不安を持たせるように仕組まれています。もちろん詐欺グループが老人を騙すための手口です。メッセジに残された番号をインターネットで見てみたら「IRS(米国国税庁)を騙る詐欺」というヘッドラインがたくさん出てきました。未払いの税金があるから払えと騙すのでしょう。

ボイスメールにはもう1つ、中国語のメッセジが残っていました。何と言っているのか分かりません。以前、中国の詐欺グループのロボットメッセジが誤作動でアチコチに配信され、その1つが米国テレビ局の天気予報室にも届いてしまい、部員に訳してもらったところ「中国大使館に小包が届いているので引取りに来てください」というメッセジだったそうです。これも詐欺グループのインチキメッセジです。多分、小包は着払いだから支払いをしろという手口なのでしょう。

こういう詐欺に引っ掛からないように市政が老人を指導するようにしてもらいたいです。下らないCMを流すかわりに、テレビで詐欺グループの新な手口をその都度、市民に報告すれば、悪い奴らも策が尽きるかも知れません。今の市長では市の善意は期待できないのが残念です。