ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2012年アイスランドの旅 (1)気がついたこと

有料トイレ
米国では有料トイレは殆どなくガソリンスタンドやお店などで一寸使用させてもらうようになってます。ところが、イタリアのトスカニーを回った時、案内所のトイレが有料で、ドル安ユーロ高の頃でしたので日本円にして200円ぐらい取られました。そのことを皆さんに話そうと思っていて忘れていました。

さて、アイスランドにも有料トイレがチラホラありました。観光ルートに必ず入っている名所シングヴェトリル(ユーラシアプレートと北アメリカプレートのギャップを見ることができる川と岩の美しい景観の地)では、案内所近くのトイレが200クローナ(約150円)でした。コインがなかったのでモタモタしていると、近くにいた人が「我慢できないならコインを貸してあげるよ」と言ってくれました(笑)。それを慇懃に断ってギフトのお店でお札を崩してもらいました。他に東側の浜辺の観光地でも有料トイレがありました。100クローナでした。

チップ
アイスランド人と日本人にはいろいろと共通点がみつかり、相棒と二人で「まるで日本人みたいだ」と笑いあいました。チップ制がないこともその1つでしたが、残念なことに最近は親切がましい観光客がチップを置いていくらしく、レストランでチップの欄を加えているところもありました。とてもサービスがよいのでチップを上げたくなる気持は分かりますが、やはりチップ制はない方がいいです。あると欧米のようにチップ目当てのサービスとなり、今のような心からの親切心が消えてしまうような気がするのです。

日本(人)と似ている点
多分、島国であることが影響しているのでしょうが、上記チップの他にもアイスランド(人)と日本(人)の共通点がいろいろと見つかりました。
(1)頼むとすぐやってくれる
米国にいると、頼んでもなかなか来てくれず、時間の無駄にイライラしながら待っていることが多いのです。それでも来てくれればよい方で、来ないことも多々あります。アイスランド人は頼むとすぐしてくれます。
(2)分担なしで一人が何でもする
米国では「それは私の担当じゃない」と知らんふりされるか、担当者にたらい回しされるかで、なかなか事が運びませんが、アイスランドでは一人が接待、調理、お掃除、会計など全部やるようになっているので、各人にいちいち説明しなくても同じ人が納得していてコミュニケーションなど、とてもスムーズにいきます。
(3)温泉好き
火山国ですからね...。
(4)キュウリが美味しい
米国のキュウリは食えないシロモノ。アイスランドのキュウリは日本のものに似て皮が薄く実が締まっていて美味しいです。日本と同じく火山灰の土壌だからでしょうか、トマトも皮が柔らかくて美味しかったです。
(5)犯罪が少ない
人口は全国で約300,000人。その内囚人の数は約200人とか。
(6)室内で靴を脱ぐ
雨が多い国で、田舎の方では泥道を歩いた後の靴を室内で脱ぐのは当たり前のようです。