ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

旅のつれづれ話

一度は訪れてみたい所

歴史に疎い私は、史跡のある所にはそれほど興味が湧きません。知識不足で価値が分からないのです。ただ、昔からの石造りの建物が好きなので、そんな建物がある可愛らしい小さな田舎町を訪れたいと思うのです。

東欧はまだどこも訪れたことがありません。ハンガリアに少し興味があります。それからここ数年、特にクロアチアに行きたくています。アドリア海の海の色、海岸の美しさ、石造りの建物、食べ物やワインが洗練された味で美味しいことなど聞き及んでいます。

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またクロアチアとアドリア海を挟んだ対岸にあるイタリア南部のアルベロベロという小さな町にも行ってみたいです。

チュルーリーと呼ばれる変わった屋根の家々がお伽の国のような町は半日で見終わりそうなので、クロアチアを訪れるついでに寄りたいです。

アイルランドも一度は訪れてみたいです。可愛らしい田舎町、緑の丘に咲く花、こじんまりした家々などが頭に浮かびます。

アイルランドに似たところで英国南西端にあるコーンウォールにも行きたいです。この小さな小さな港町は、英国TVシリーズ Doc Martinの舞台となった所で私の知るところとなりました。特に何もないところなので、観光というより一日ゆっくりしたいような町。コーンウォールからウェールズへ出てフェリーでアイルランドへ行くという旅も考えたりしています。

私も来年は古希、行きたいと思うだけで終わるかも知れませんが、ま、それはそれで構いません。もう色々な所に行ったので本当はもう充分満足なのです。

 

チップ

米国に47年住んで、いまだに迷うのがチップの額です。NY市では、昔は10-15%ぐらいでよかったのですが、今はこの辺のレストランは図々しくも会計の伝票にチップの例として18%-20%-25%の金額が列記されています。ま、そんなの無視して自分が適当だと思う金額を払えばいいのですが、相棒は紳士然としているので、不味い料理と最低のサービスの店でも20%前後のチップを加えています。

相棒は欧州を旅行してもその調子なので、かの地のレストランのサービス係は喜ぶ前にギョッとしています。EUの国では、チップはナシか釣銭を渡すぐらいです。っというのもEUになってから税金の中にサービス料金が含まれていることが殆どなので「チップ込み」とみる方が妥当。それでもチップに毒されている相棒はチップを置かないと無礼だと感じてしまうようです。

超金持ちや上流階級や政治家たちはスノッブで威張っていて自分勝手でアゴで人を使うような態度が多いから、チップは正当だと思うけれど、中間層の人たちのチップ制度は時代にそぐわないので廃止したらいいと私は思います。米国のサービスはお仕着せで薄っぺらで心が籠っておらず、それでチップを毟取(むしと)るのですから呆れます。ホテルのドアマンとかポーターとか、私は要らん。トイレで紙タオルを渡してくれるオバサンも要らん。ウェイターとかウェイトレスもプロじゃない人たちはサービスが貧弱で、こんな奴らにチップやりたくねぇと思ってしまいます。ウェイターたちの黒いユニフォームも何となく汚れて不潔な感じだし、この連中、トイレのあとちゃんと手洗ってるかなぁと心配になってきたりして。

 

公共トイレ

NY市はショッピングモール、デパート、ホテル、公園などには無料トイレがあります。有料トイレは、私は見たことないですが、あるのかも知れません。

アイスランドを訪れた時、観光地にある公共トイレは全部有料(€1ぐらい)でしたので常に小銭を用意しておくことが賢明。イタリアのトスカーナ地方も殆ど有料で、インフォメーションセンターのトイレでさえ€0.50取られました(笑)。フランスのラスコーでは確か無料トイレがあったと思います。ボルドーの公園では、使用後トイレの水を流した後、しばらくしてザァーッと床に水が流れて床掃除するようになっているのでビックリしたな、もう、でした。ポルトガルやスペインでは探せば無料の公共トイレはあったと思います。私としては清潔なら有料でもいいと思いますが、小銭を持ってなかったら切ないです。そう言えば、アイスランドで、トイレの前で小銭のないことに気が付いたら、傍にいた人が「急いでるならコインを貸したげるよ」っと言ってくれましたっけ。その時はそれほど切羽詰まっていなかったので近くの売店で両替してもらいましたけどね。

 

列車/バス

NY市は、地下鉄もバスも同じMTAカードを使います。一回限りの使い捨てカードもありますが、半年ぐらい使えるカードはデビット式で常に金額を補給する必要があります。NY市のバスは時刻通りに来たことがありません。30分待つことも稀ではありません。同じバスが何台も来ることがあります。腹立ちます。MTAカードがない時、運転手はお札を受け付けず、小銭も丁度の金額でないと釣銭などくれません。それを知らない旅行者が乗ったのにまた降りて行くのをよく見かけます。そのかわり、運転手は無銭乗車をする浮浪者を拒むことが出来ません。腹立ちます。

地下鉄は昔は時刻通りに来ませんでしたが、今は時刻表はないけれど次に来る列車は何分後という表示の出るボードがあるので多少ましになりました。夜は駅構内も車内も危ないので乗らない方がいいです。

スペインの小さな町オーレンセのバスは乗り易かったです。時刻表通りに来ます。切符なんて買わず料金を払うだけでいいのです。運転手さんが釣銭をくれるので丁度の料金を持ってなくても大丈夫。なんか昔の田舎のバスを思い出します。

フランス、ボルドーの列車兼バスのようなケーブルカーも乗り易かったです。駅の販売機で切符を買うだけ。頻繁に走っているので、いつでも座れました。車内はとてもきれいです。

スイスの列車は日本と同じで時刻通りに発着します。切符売場は、人のいる窓口と機械の両方あります。車内はもちろん清潔。車内表示やアナウンスがあるので迷いません。

 

シニア割引

英国やスペインでは美術館などの料金にシニアディスカウントが必ずありました。米国にもあります。ディスカウントのない国もあるようです。

 

各国それぞれお国柄があり、旅をすると慣れないのでオタオタしますが、旅を終えたあと、それが面白い経験として旅の思い出話になります。