ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ランニング姿の春

おとといは雛祭りだったですね。日本の祭日をつい忘れます。3月は春間近のためこちらでも祭日が多いです。ニューヨークはアイルランド人の移民が一時期多かったことから、今でもセントパトリックスデーを大々的に祝います。当日(17日)は私も何かグリーンのもの、例えばネッカチーフとかイヤリングとかをつけて気持だけでも参加しようと思います。お祭りは気持を楽しくするから何でも祝えばいいです。

米国は今度の日曜日から夏時間が始まります。私はこの人工的な時間のシフトにいまだに慣れません。

日曜日は義父の8周忌です。ユダヤ暦で数えますので太陽暦とはズレます。土曜日の夜から義父のためにロウソクを灯します。あぁそうだ、ロウソクを買ってこなくては...。日曜日は墓参りに行くことになります。

セントパトリックスデーのあとに春分の日がきて、そのあとユダヤの祭日パスオーバーが来ます。そして3月の最後の日曜日はイースターサンデー。そうやってまた春が慌しく過ぎていくわけですね。

時の流れの速さは、その人の年齢が分母になると言われますが、なるほどと思います。例えば、5歳の時は5分の1(1/5)、60歳のときは60分の1(1/60)のスピードで時が過ぎていくように感じられる...私も年々一年が短くなっています。
私には、そこに来ている春がランニング姿で「急いでるから、失礼」っといいながら走り去って行くように感じています。そう、春が来る前からもう春が行ってしまうように感じているのです。[左のイラストは「春の精」みたいに見えるので借りてきました]