The King
15世紀のヘンリー5世の最初の戦いを描きます。王になったばかりでまだ近臣たちの本心が分らないまま戦いを強いられ、迷う若きヘンリー王が腹心の家臣を得て戦いに臨みます。
「史実でなくシェイクスピアの話を基にしたようだ」と相棒が言っていました。実際のヘンリー王は大男だったらしいのですが、この作品では小柄で細くて頼りない体格で色白の河童を彷彿させる俳優が演じています。また作品中で「美しいお姫様」役には、私の年代ではギョロ目でオカシナ顔としか思えない若い女優(ジョニーデップの娘)が演じていました。私の美男美女の感覚が古くなったのかも知れません。俳優に多少の違和感はありましたが、それでも石造りの城や木造の建物などセットやプロップなど興味深く観ていました。
余談ですがプロデューサーの一人にブラットピットの名前を見つけました。ロケ先にはハンガリーも含まれ、相棒によるとクレジットにもハンガリー人の名前が多くあったようです。