ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

頭痛つれづれ

最近、頭皮神経痛がずっと続く毎日です。頭の上部を触るとヒリヒリしています。ま、激痛の偏頭痛よりはましだと思って甘受しております。

私は今までの人生の6割を偏頭痛との付き合いで費やしています。そしてこの先も、たぶん死ぬまで頭痛とお付き合いしなければならないと覚悟しています。

頭痛を大まかに2つに分けると、明らかな疾患はないが繰り返して起こる頭痛(一次性頭痛、機能性頭痛、慢性頭痛)と 頭に疾患が生じ(骨折、くも膜下出血等) 起こる頭痛(二次性頭痛、症候性頭痛)があるそうです。私の場合、命に別状ない慢性頭痛。その慢性頭痛には、また大まかに次の5種類があるそうです。

片頭痛    頭が脈打つようにズキンズキンとする痛み。

       頭の片側または両側が痛む。

緊張型頭痛  頭全体や後頭部が締め付けられる痛み。

       日常生活への支障は少ない。

群発頭痛         一定期間の群発期(1~2ヶ月位)に毎日の様に

       集中して激しい頭痛が起きる。

薬物乱用頭痛 頭痛が続くため薬を服用し続け、逆に薬を飲み

       続けるために頭痛が誘発される。

頭部神経痛       ピリッとした電撃的な一瞬の痛みが何回も繰り返される。


20年ほど前、一般内科医にSSRI(セロトニン再取込み阻害薬)を処方してもらってからは生活に支障がでるほど激痛を伴う頭痛はだんだん減ってきました。それでも月に数回苦しんでいる私を見て、相棒はいろいろな頭痛専門医を探してきては診察に同行してくれました。しかしどの専門医も私の片頭痛の原因は掴めず、ただ専門知識による推察でいろいろな薬を処方するだけでした。どの処方箋薬も効果なく、中には逆効果なものさえありました。

最近の私は片頭痛だけでなく、月に15日以上起こる慢性連日性頭痛に移行してきている気がします。初めは片頭痛であっても、薬を飲んだり長期化したりする内に色々な頭痛、頭部神経痛や緊張型などを併発し始めるようになるのだそうです。

偏頭痛は私の性格に大きな影響を与えています。あまり明るいと調子に乗り過ぎる私ですので、神様が頭痛で乗り過ぎを調整しているのかも知れません。