ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

被害その後

ひったくりに遭ったことは早く忘れたいことなので繰り返し話すことはこれで止めるつもりです。軽犯罪はゴマンとあり警察も担当刑事も真剣に調べないし、犯人が捕らえられることも盗られたものが戻ってくることも100%あり得ません。

ただ、何かの時に必要かも知れない被害届番号を確認しようとしました。被害届をした日警官から「クレーム番号は二日後に電話で問い合わせて下さい」と言われましたので相棒は二日後から何度も電話しました。しかし留守電が回るばかりで誰も電話口にはでなかったそうです。

相棒がぼやいているのを聞いた同僚が「警察勤めの夫に頼んでみる」と言ってくれて、数日後クレーム番号だけでなく被害届のコピーも相棒に手渡してくれたそうです。クレーム番号があれば損保に請求できるということも同僚が教えてくれたそうです。内部に繋がりがあると何事もスムーズに行くのが世の常であると再認識しました。

保険会社に連絡すると、加入した時に損保対象リストに記入されてないものは全額支払いでなく自己負担分が控除された差額分が支払われるとのことでした。その負担分が500ドルということで差額は少額、保険会社の人も同情してくれて「2年前のインフレ率も鑑みて専門家に価値の見直しをしてもらいます」と言ってくれたそうです。結果、残念ながら少ししか価値は上がりませんでしたが、保険会社の人の心遣いが嬉しかったです。