ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

飾り放しの雛

今日は朝から風が強く、チップ君たちは朝方ちょっと顔を出しただけであとは来ませんでした。ハミングバードもきませんでした。午後になって風は益々強くなり、雨混じりの嵐になりました。太平洋側のカナダからから吹き降りてくる強風のようです。

外のゴォーッという風の音が時折聞こえ、ハミングバードのネクター入れの傘が3つともオチョコになっていました。『オチョコ』って言葉、私が子供の頃の表現なので今は古語になっているかも知れません。傘が強風で反対側にひっくり返ることを言います。

ふと明日は雛祭りだと気が付きました。

NYにいた頃は部屋が狭くて飾るスペースがなく、何十年も箱の中に仕舞放しだった内裏雛、今はベッドルームに一年中飾ってあります。

雛祭りが終わったらきちっと仕舞わなければいけないことは承知していますが、何十年も箱に入れっぱなしでお内裏様もさぞ窮屈だったろうと思いますので少しノビノビとしてもらおうと思います。

この内裏雛とその上の十二単の3体は故伯父が制作した木目込み人形で伯父の雅号が書かれた札がついてます。この伯父は絵やら手芸やらが得意で、私の絵好きは幼い頃のこの伯父の影響が大なのです。