ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

投票してきました

今回は市長選です。民主党現市長が再選されることは120%明らかなのです。賄賂汚職まみれの市長でNY市の退廃に拍車がかかっているのですが、市民は「ぬるま湯に浸かるカエル」が如く鈍感になっています。NY市がシカゴやデトロイトと同じ運命を辿るのは時間の問題。

本当は棄権しようと思ったのですが、相棒が「権利を施行しなければ失うことに繋がるし、ミラクルが起こるかも知れないことを諦めてはいけない」と静かに言う横顔をみて、投票してきました。

投票所には投票する人も少なく、係の人の人数の方がずっと多かったです。ミラクルは起こるんでしょうか。

8月末に見た映画

かなり前、8月末頃に観た映画で大した印象も残っていないため、ここに載せる気がしなくていましたが、他になにもないので載せておきます。

 

The Killing of a Sacred Deer

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この脚本兼監督はギリシャ人。そのためか神話をべースにしているようです。この監督の前作「Lobster」も途中から面白味が失せて最後の方は押さえが弱く終わっていました。この作品も同じ雰囲気。監督の意図する静けさの中のユーモアも私にはあまり通じませんでした。ただストーリーの中心となる若者の演技がかなり堂に入っていて将来が楽しみな役者だと思いました。

 

 

 

 

Dealt

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盲目のマジシャンという点に興味が湧いて、一般には知られていない個人のドキュメンタリーを観ました。たった一か所、ビレッジの小さな映画館だけで上映されていました。

マジシャンの世界では知られているRichard Turnerさん、その人となりを追いかけ、彼の人間技とは思えないカード捌きがどこから来るものかを探っていきます。厳しい自己管理と訓練を続ける強靭な精神は武士道に通じるところがあり感心しました。

上映のあとに監督とターナーさんご夫妻がステージに立ちQ&Aを行いましたが、62歳のターナーさんの話し方から、擦れていない純な人柄が滲み出てホロリとさせられました。

PETスキャン

先週半ばに放射性スキャンの結果が出ました。「問題となる癌細胞は見つからなかった」とのこと。

ただし、いつも血液検査でグロブリン値が高い私は身体のどこかに甲状腺癌細胞があるということが否めないということで、放射性スキャンで癌細胞をピンポイントできなかったけれど、どの辺にあるかその箇所を把握するため、またPETスキャンを撮ることになりました。

放射性スキャンの場合、ヨードだけを取り込む甲状腺細胞の性質を利用し、放射性ヨードを飲み込み、甲状腺癌細胞が残っていればスキャンをした時そこだけ放射性物質がピカピカ光るので分かるというもの。

PETスキャンは癌細胞が多量のブドウ糖を取り込むという性質を利用したもので、体内にブドウ糖を注入して1時間後ぐらいにスキャンします。これは甲状腺癌以外の癌細胞も検査するということになるのではないかな?ま、放射性物質を飲まされるよりはましです。スキャンは今週木曜日。

PETスキャンはその前に注意することが多々あります。6時間前には食事を一切しないこと。水をたくさん飲むこと。身体を冷やさないこと。24時間以内に運動をしないこと。水をたくさん飲めば身体が冷えるでのではないかね。ま、前日は一日中温い白湯(さゆ)を飲もうと思います。

何かの前兆?

一昨日マンハッタン南で又テロがありました。車を暴走させて人を轢き、その後、銃で複数を撃ち殺すという手口です。最近世界各地で起こっているテロは車で暴走という手口が多いように思います。車の暴走では殺す人数に限りがありますが、各地で起こっているということはスリーパーセルを確実に増やしているということかな。

先週あたり、地下鉄駅やバスの車内で「何かに気がついたら通報してください」と繰り返しアナウンスされていたので、NY当局にテロ情報が入っているのだろうと思ってはいました。結局テロが起きるまで犯人を確保することが出来なかったようです。

警察は犯人が事を起こすまでテロリストと見做すことが出来ないという規則に雁字搦め。米国には「犯罪者の人格を守る規則」があります。加害者を守り被害者は無視するだけでなく防衛することさえ不可能にする規則があります。

今回のテロリストはニュージャージー州在住。NJの、とある地域は表向きは一般市民ですが裏に廻ればテロリストという連中の巣屈になっています。

それで思い出したのが、ハドソン川で見たあの白いモノ。どうしても頭から離れません。あれはNJ側に近い方でしたのでテロリストが何かを沈めたか捨てたかしたのではないかと思うのです。

各地の車の暴走もスリーパーセルとの連絡網を確立するための経過なのではないかと思うのですが、頭がこんがらがって推理できません。

豆乳ババロア

先週半ばは相棒の誕生日でした。二人だけなのでお祝いはいつも外食。しかし外食は味気ないです。お祝いは手作りで心籠ったものにしたいです。それでバースデーケーキの代わりに、大きなババロアを豆乳で作り、それにローソク灯し、細やかにお祝いしました。クリームも使わず甘味はメープルシロップだけのプレーンな味付けでしたが美味しかったですよ。食べた後、罪悪感がないのもいいです。

 

f:id:nykanjin:20171102235908j:plain季節柄か、ふと、カボチャのババロアの写真を見つけました。今月末の感謝祭に作ってみようかな、と思ってます。

ペスコベジタリアンだけどゼラチンは大目にみて、箱入りゼラチンを購入しまひょ

暗黙の了解

この歳になっても不公平だと思う事態に遭うと過呼吸症候群に近い症状になってしまう自分にがっかりします。

今日午後、いつものようにトレーダージョーズ(TJ)で買物をしたのです。TJではレジまでの列があまりに長いため列に並んでから近くの棚にある商品を掴んでカートに入れることが通例となっています。そして列が進んでも、そのカートの後ろにいる人は前のカートの人が戻るまで待っていてくれるようになっているのです。少なくとも今までの私の経験では多少列に空きが出来てもそのまま待ってくれるかカートを押してくれるか、そういう暗黙の了解があったはずなのです。

ところが今日、私がトマトを取に行ってる間に後ろにいた人はさっさと私のカートを残して前に進んでしまい、私が戻って来ると、そこに居た人が「割り込むな」という風にベビーカーを進めて私のカートを押し出そうとするのです。そ、そんな殺生なと思って「私は列に居たのに前のやつらが先に進んでしまった」と言うとベビーカーの女性は一応納得してくれましたが、そんなこと言わなくてもカートが列に残っているんだから分かるだろうと思うのです。その女性にも一瞬イラっとしてしまい、また私のカートを取り残して前にいった奴らにも腹が立ってきて頭がクラクラしましたが店を出るまでは冷静にしていました。

店を出て歩いていると声を上げて怒りを叫ばないと過呼吸症候群の症状が出そうになりました。家に戻っても過呼吸でイライラ。

しかし、よぉーく考えてみると、TJで私が列の後ろの人に「トマト取ってきますので、お願いします」と一言声をかけておけばよかったのに、それをしないで暗黙の了解によりかかっていたのが悪かったと気づきました。今までは、私もジッと前のカートの人が戻るのを待ったり、間が空き過ぎたら、前の人のカートを押して前に進んだりし、他の人も私にそうしてくれていたので、TJのルールのように思ってしまっていたのです。自分の思い込みで今回はイライラの気分が消えるまでに時間がかかりました。自分で扱い難いババァだなぁと思います。

ハドソン川水面に白く光るモノ

昨日の金曜日の朝、病院の待合室で待っている間、窓からの景色を見ていました。ハドソン川を挟んで向こう岸にフォートリーの丘が見えます。もう木々も色付いてきていました。

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その時ふと、川の中が白く光っているのに気が付きました。

最初、朝日が水面に反射して光っているのかと思いましたが、それにしては色も形も妙でした。あまりにも白いのです。

遠目に見ているのでよく分かりませんが、私には川底から水泡が湧き上がっているように思えました。

そして、すぐ右側にもう1つ同じような白い箇所がありました。右側の方は小さめで段々と薄くなって数分後には消えてしまいました。

そして物凄く白く輝いていた左側の光も徐々に薄くなり30分ぐらいで消えていきました。

あとでインターネットで調べて見ましたが、この白いモノについてはニュースも話題も見つかりませんでした。

私としてはどうも引っ掛かるんですよね。何かを沈めた後のような気がするのです。何を沈めたのか? あれほどの圧力で泡が出るものとは何なのだろう? 危険なもの違法なものでないといいのですが...。