ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

老婆の肥満

ここ半年ぐらいでまた体重が5キロほど増加しました。こちらはパウンドなのでキログラムでは頭に入っていませんが、多分80キロぐらいあると思います。この分では100キロまでいくのは時間の問題です。ここまで恐ろしく肥満すると、もう自暴自棄です。

医者に言われてアイスクリームを断ち、砂糖を断ち、穀類を断ち、それでも、更に肥満しているのですから、食断ちをやめたくもなります。どうも米国人と日本人では健康的な食事にも違いがあるのではないかと思います。だから米国人を対象とする医者の診たてでは、だんだん不健康になるような気がします。脈拍を下げる薬と血中脂肪を下げる薬を医者から貰っていますが、日本人に必要なのかなと疑問に思っています。最近は薬ばかり飲んでいて、反って健康を害しているのではないかと思うようになっています。

甘いものはダメ、穀物もダメと言われて、ここ数カ月チーズで満腹にするようにし始めました。しかし、そのチーズが私にはよくないようです。冬でも寒くなくなり、汗をかくようになったのはまぁ構いませんが、動物性脂肪なので、どうも嫌な体臭がでてきたような気がします。そして動物性脂肪は顔に脂肪がつきやすいのか、丸い顔がますます丸くなり、浮腫みなのか肥満なのか分からない状態。

「サルコペニア肥満」というものがあるそうですが、私がそれです。座ってから片足で立ち上がれません。昔、脂肪の多い筋肉質でしたが、今はその筋肉までも脂肪に変わってしまったようです。

また疼痛性障害(慢性的な痛みがつづくような線維筋痛症、リュウマチ、坐骨神経痛など)を患うと、痛みのため活動的になれず、肥満の原因になるそうで、ここ数年、肩や足の関節の痛みから動きが鈍くなり、掃除もままならず、座ってばかりいる私はこの障害のために肥満に拍車がかかっています。

腹部に多量の脂肪があるため、モノを拾ったりなど屈伸すると苦しくてなりません。良くないと言われる食を断っても肥満する一方なのはホルモンの出方が変わってきたのでしょうかしらん。もう外科的な脂肪吸引のことばかり考えています。

Thank you, Excedrin

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最近、ほとんど毎朝のように頭痛があります。なるべく我慢してその日を済ませるのですが、たまにエクセドリンを飲んでしまいます。

飲んでも効く時と効かない時があり、それで気が付いたことがあるのです。同じエクセドリンでもタブレット状のものよりジェルカプセルの方が効くということ。ジェルカプセルの中は多分、顆粒状か粉末状になっているので効き目が早いのかも知れません。

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今朝も頭痛があり、数日我慢していたエクセドリンを飲んでみました。ジェルカプセルだったので、スゥーッと効いてきて、気が付くと頭痛が消えていました。この頭痛のない爽やかさよ♪ 

 

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不思議なのは、怪我や手術のあとの痛みは鬱にはなりませんが、頭の痛みだけは鬱になり生きることが嫌になってくることです。これだけは偏頭痛持ちにしか分からない苦悩かも知れません。

Hunter’s Moon

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今夜は満月です。こちらで Harvest Moon (秋分の日に近い夜の満月) の次に見られる満月をHunter’s Moonと呼ぶそうです。

先週末に見た月が、まさに煌々(こうこう)と言う表現にピッタリな輝きをみせていたので、何となく今日の満月が気になっていました。この Hunter's Moon は普段より大きく輝きも増して見えるそうです。

今夜4時過ぎが月の出らしいですが、夜空が紺色になる7時過ぎに眺めたら、美しさも一入(ひとしお)だと思います。リンカーンセンターの噴水のある広場は月や星をみるのに良い場所らしく、よく天体ナードが望遠鏡を持ち込んでいます。今夜も集まっているかも知れません。

私も体調が良ければ外に出て見てみようかと思います。最近は頭痛やのぼせや胃具合の悪さが毎日のように続き、体重増加のためか怠け癖が出てソファでクッチャネばかりして外出が億劫になっているので、せっかくの満月も見ずに怠けてしまう知れませんが。

さて、余談ですが、「中秋の名月」と「仲秋の月」の違いを知りましたので書き記しておきます。

「旧暦8月」を「仲秋」と表す。つまり「仲秋の月」とは8月に見える月のこと。

「中秋」と表すのは秋の丁度真ん中の日「旧暦8月15日」。

つまり「中秋の名月」とは旧暦8月の月の中でも15日に見える月のことを指す。

Elon Musk 氏の開発計画

Elon Musk。私がこのエキセントリックな大金持ちの名前を知ったのはつい最近、今年初めにアリゾナの空を飛んでいた時、機内からあのUFOかと思わせる奇妙な形の噴煙を見た時でした。それから時折ニュースで Musk氏の名前が目に付くようになりました。私の好きな未来の乗物をいろいろと開発しているところが好ましいです。

今日のニュースに Musk氏がロスアンゼルスを交差する地下高速チューブの開発が進められており、12月にはオープン出来る予定だとありました。車がシステムに乗って時速130マイル(208キロ)で運ばれるらしいです。実現すれば喜ばしいです。

これがそのチューブのイメージビデオです。

https://www.youtube.com/watch?v


20年ぐらい前にDC-LA間を3時間で行ける道が出来上がると聞いていたのですが、それには時速900マイルが必要。そこまで早く進めるのもそう遠くないかも知れません。勿論、それまで私は生きてないでしょうけれど。

週末に2本観ました

The Guilty (原題Den skyldige)

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デンマーク作品。デンマークの救急連絡番号112のオペレーターが業務規定範囲を越える救急応対をしてしまう。画面はそのオペレーターの会話のみで、観客の心理状態を彼と同じくして進んでいきます。疑問の湧く箇所も多少ありますが、最後まで観客を引っ張っていく力のある演出と演技でした。

特に幼い女の子の声が真に迫っていて演技をしているとはとても思えなくて、大人が幼児の声で演技しているのかと疑うほどでした。あとで調べるとkatinka evers-jahnsenという本当に幼い女の子でした。この子に泣かれたらワタシャ分かっていても騙されるわい。

画面が変わらず、一人の電話の会話だけで進む作品で思い出すのが “Locke” (主演Tom Hardy)と”Buried”(主演Ryan Reynolds)でした。この2作、演技は悪くないのですが、脚本と役者に何か足りないものがあり、途中で飽きてしまったことを思い出します。その点、このThe Guiltyは、この手法でなくては引き出せない興味深さを描き出して成功しています。

 

What They Had

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老いて認知症になった母親と心臓を患う父親の今後を思う兄妹を描きます。

昨今、誰にでも起こりそうな問題を描いているのですが、サブストーリーにハリウッド的な陳腐さが混じり、「なんか、それは止めて欲しいんだけど」と思ってしまいました。ちょっと残念な作品でした。

NY 束の間の秋

NY市は、急に夏になったり冬になったりします。数日前、急に涼しくなったと思ったら昨日人々はもう冬の服装でした。通りすがりに「4日前まで夏だったのに・・・」という話声が聞こえてきたと相棒が言いました。確かに4日ほど前まで部屋にクーラーを入れてました。数日前から暖房に変わりました。ここでは春と秋をゆっくり味わうヒマがないようです。

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昨日、マンハッタンの晴れた夜空に月が煌々と照っていました。満月まであと二日という月でした。

左は私が加工修正した月のイメージです。

10月に「中秋の名月」があるのかと思っていたのですが、西暦の8月とか9月の月がソレなんだそうです。旧暦と西暦のずれで「中秋」が「夏」になってしまうようです。太陽は眩し過ぎて直接見て楽しむことはしませんが、間接的に太陽の光を反射している月は、その美しさをじっと眺めて楽しむことができます。今は月面がゴツゴツした岩であることが分かってしまいましたが、遠くから眺める月は美しく、現実的なことは頭から消えてしまいます。

YouTubeから紹介:本を読む女の子とそれを聞く猫

見ていたらどうにも堪らなくなりました。

女の子と猫、きょうだいのように一緒に育ってきたのでしょうか。邪鬼のない心の繋がりに、汚れてしまった大人の心が溶けます。女の子は想像力豊かで、猫は女の子の声の響きが大好きみたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=jkPORSXZdqk

 


MEOW | Little Girl Reads Bedtime Story To Cat