ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

面倒くさい=老い

むかし夏時間は4月の終わりから10月の終わりぐらいの6ヶ月間だったのですが、ウソかホントか光熱費節約効果が著しく上がったとかで、期間をだんだん長くし、今年は春分前の3月上旬から11月初旬の7ヶ月半となっています。

夜中の2時に時刻変更するのですが、24時間3シフトで勤務する人たちはどのように処理するのだろうか、とか、コンピューターなどの記録に問題はないのだろうか、などと考えたりします。

壁時計、腕時計、車の時計、留守電、ビデオ、ラジオ、その他にも時計が組み込まれている機器全部の時刻を直さねばなりません。義母が生きている時、デジタル時刻の直し方が分からないので私たちが全部直していました。今は私たちも老いてきて直し方を忘れ始めてきています。この「あー、面倒だぁ」と思う気持、これはつまり「老い」なんですねぇ。

最近、何にもする気がしません。やらねばならないこと、特に整理整頓しなければならない事がたくさんあります。部屋をスッキリさせたいのです。ゴタゴタとある古い物は捨てねばなりません。相棒が「捨てない」人なので、私が捨ててしまったあとに「アレはどうした?」などと訊いてきたりします。それで私の独断で捨てることも適わず、義父や義母の写真アルバムなど嵩張るものや形見の品など床に山積みにしたまま、どこにしまおうか困っています。困ってからもう一年経ちます(笑)。すると面倒になってきます。このゴタゴタしたままで私は死んでしまうかも知れないと思ったりします。もう、それでもいいや、と思うようになったのも困りものです。少し前までは、整理をして気持よくなっていたのですが、最近はなぜこんなに何もかも面倒なのかなぁ。やはり「老い」なんでしょうかねぇ。