ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

NY週末の散歩

土曜日のハドソンヤード
f:id:nykanjin:20190318231708j:plain土曜日、春に近い日に秋晴れ?のような気持の良い天気となりました。

32丁目のハドソンヤードに『Beehive』とか『Honeycomb』つまり『ハチの巣』と呼ばれるスカイウォークが出来上がったというので見に行きました。上へ上へ登るように作られた階段が外からはハチの巣の様に見えます。

デザイナーはThomas Heatherwickという英国人だとか。ここを上るだけで一日分のエクササイズになりそうなので、自宅近くにもう1つ造ってもらいたいです。

アッパーウェストから10番街を下ってハドソンヤードまで散歩がてら歩いて行きました。途中アチコチ工事中で、塵や埃で喉と肺が苦しくなりました。さらにハドソンヤード周辺は大工事中で埃はさらに酷く、大きなクレーンが威嚇するように聳えていました。

そこには大きなショッピングモールが出来ていましたが、ピカピカなだけで特に他のモールと違ったところはなく、開店早々だったために人でごった返していて、人混みが嫌いな私はとても長くいられず、すぐ飛び出しました。ハチの巣はモールの裏側にありました。「ま、こんなもんでしょう」ってな感じの印象でした。今回は上りませんでしたが、その内一回ぐらいは上ってみようと思います。

工事でゴタゴタして埃が凄いので、そこはサッサと離れ、そのままウェストビレッジまで歩いてみました。私の好きな店(フレンチなのですがしつこくなくていい味の店)まで足を延ばし、そこで夕食をしました。かなり歩いたのにそれほど空腹を感じなかったのでニソワールサラダを頼みました。野菜もツナもいい具合、ドレッシングも酸っぱくなく、とても美味しくて、久しぶりにプロのシェフの料理を食べた気がしました。

 

☘日曜日セントパトリックスデー 

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翌日の日曜日も良い天気でした。午後遅くにセントラルパークを散歩しました。五番街に近い池にオシドリがいます。私が日本にいた頃、池に浮かぶオシドリはそれほど珍しくなかったように思いますが、ニューヨーカーにとってオシドリは特に珍しいらしく「あんな鳥は初めてみたよ」などという声が聞こえてきました。

パークを抜けてから五番街を歩いてみました。セントパトリックスデー(アイリッシュのお祭り)のパレードはとっくに終わっていました。それでも、グリーンの面白い服装にあうかと思いましたがそうでもありませんでした。

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ところが、あるアイリッシュバーの前を通ると、ギンギラのラメのグリーンの帽子と服を着たエルトンジョンにそっくりな人がドアから出てきました。せっかく?なのでその人が出てきたレストランで夕食をすることにしました。中はバーの辺りは人声で物凄いのでメートルディが、奥のそのまた奥の中二階の静かな別室に案内してくれました。

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そこは静かでゆっくりできますが、あまりアイリッシュ風ではありません。でもグリーンの服を着た人たちが入ってくると少しは雰囲気がでました。しばらくアルコールを避けていた私ですが、お祝いにギネスを頼みました。エクセドリンを先に飲んでからコップ半分だけ飲みました。今朝頭痛が起きていないので助かりました。神様が「ま、お祭りだからいいだろう」と許してくれたようです。