ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

童謡 叱られて

今朝、起きてすぐイスラエル国歌のメロディが頭に浮かんできました。なんでだろ? そのあとYouTubeで高橋剛一郎さんの講演を聞いていたら、3日前の5月14日はイスラエルの建国記念日だと言ってました。当日でなく、西暦で3日後、ユダヤ歴で9日後(5月14日はユダヤ歴で8日にあたるらしい)国歌が頭に浮かんでも特に面白い話ではないですね。でも何となく私には引っかかるものがあります。

それから、午後になって日本の童謡「叱られて」がなぜか頭に浮かびました。

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♪ 叱られて 叱られて あの子は町まで お使いに

この子は坊やを ねんねしな 夕べさみしい 村はずれ

こんと きつねが なきゃせぬか ♪

この歌詞から自分の幼い頃を思い出しました。昭和30年代の前後、3歳前ぐらいから一人でお使いに出され、5歳ぐらいには赤ん坊(弟)を背中におぶることをさせられていました。長いことおぶって歩いていると肩が痛くなって困りました。母に「もう下していいでしょう、肩が痛いよ」と言いに戻っても「まだもう少しおぶって歩きまわってて」と言われて我慢しておんぶを続けました。やっと解放された時は両肩に紐の跡が真っ赤についていました。

昭和初期なら子供のおんぶ姿は珍しくなかったでしょうが、私が5歳の頃はもうそういう姿は田舎でしか見られなかったようです。私は東京育ちです。

「叱られて」の2番の歌詞によると親元から離れ、他家に奉公に出された子供たちの心を歌っているようです。

♪ 叱られて 叱られて 口には出さねど 眼になみだ

二人のお里は あの山を 越えてあなた(彼方)の 花の村

ほんに花見は いつのこと ♪

きょう、なぜイスラエルの国歌と童謡「叱られて」が頭に浮かんできたのかと今しきりに考えてます。ま、無意味なことなのかも知れませんけど。