イラストのブログに子雀を描いたら『雀の子そこのけそこのけ御馬が通る』という句が浮かんできました。
一茶の句で最初に思い浮かぶのは『やれ打つなハエが手を擦る足を擦る』。そして『痩せガエル負けるな一茶ここにあり』『我ときて遊べや親のない雀』。
俳句といえば、衝撃を受けて忘れられないのが芭蕉のこの一句『蚤虱馬の尿する枕元』(老婆心ながら「尿」は「しと」と読みます)。授業で出てきた句だと思うのですが、まだ御伽噺の頭の私に昔の旅の現実を叩きつけられた気がしました。
「馬の尿」といえば、二十数年前グランドキャニオンの旅で乗った馬が途中でやらかしまして、その凄まじいことといったら乗ってる私の足に飛沫がかかるほどでした。
グランドキャニオンといえば、...と連想は尽きません。