NY市の街を歩いていて最近気になるのはスズメの行動。何となく人に向かって飛んでいるような気がするのです。そしてかなり低く飛んでいます。最初は私が小鳥と通じるようになったからか、などといい加減なことを思ったりしたのですが、見ていると他の人の近くにも飛んでいくようです。気圧のせいばかりとも言えません。気になるようになった時期はコロナ禍が始まってからです。今まで道端に散らかっていた食べ物が、コロナ禍で掃除されるようになったのでエサが少なくなったからでしょうか。
さて、きょうは日中34℃。ここ数日とても暑いです。
今朝、血液検査に行き、帰りに買物をして両手に紙袋を下げて歩いていたら、前からバサバサッと音がしてスズメが飛んできました。翼をバタバタしているのが肉眼で見えるほど、羽の構造が光を通して透き通って見えるほど、その動きは緩慢でした。
まるでスローモーションフィルムを見ているようでした。「あれま、大丈夫かいな」と思いながらスズメを目で追っていると私の右肩を掠めるようにして近くのビルの入口に落ちるようにして降り、そこにジッとしていました。まるで暑さで眩暈がしたので休もうとしているような様子でした。
コロナ禍は小鳥にまで影響しているのでしょうかしらん。
