ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

なんでも不味いアメリカ(米国)

今日は奇しくも夕食の食材がすっかりなくなり、オリーブ油も無いため買物に行かねばなりませんでした。朝から雨模様の中、夕方小止みになったので急いで買物に出ようとしてビルの裏口のドアを開けた途端、ザアーッという豪雨の音が聞こえてきました。ガラガラゴォーという雷も伴ってます。数分待っていましたが止む気配はありません。歩いて15分ぐらいの店に行くつもりでしたが、びしょ濡れになるのも嫌だったので、歩いて1分の店に行きました。

しかし近い店にはよい魚もなく、仕方ないのでチーズの塊を数種とオリーブオイルのビンを買って帰りました。昨日作ったシーフードパエリャの残りがあるので、相棒にはそれとチーズボードで今夜は我慢してもらいます。幸いリンゴの買い置きはフジとデリシャスの2種類あるし、不味い洋ナシもあります(笑)。洋ナシはチーズと一緒に食べる時は不味くてもなんとかなるのです。

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ところで、こっちのリンゴは天然ワックスでなく人工ワックスがかかっています。店頭での保存を長くするためです。私の居た頃の日本ではそんなことはなかったのですが、今は日本のリンゴもそうなんでしょうか? 冷蔵庫のリンゴの皮をちょっと包丁で削いでみたら、こんなにワックスがとれました。これじゃ皮ごと食べるわけにはいきません。こんなもの買わされてる米国消費者って生産者からひどく馬鹿にされているもんですね。

数十年前、マスクメロンに似た味のハニードューメロンを日本の母に送ったら「不味くて食えん!アメリカの果物はもう送ってくれるな。輸入のワシントンリンゴも不味くて食えん!アメリカのものはなんでも不味い」と言われ、それもそうだと納得しました(笑)。