ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

採血用の腕

今週月曜日はCTスキャンと血液検査のため数回採血をしてきました。

CTスキャンは、肺に転移した癌細胞が縮小したか否か診るためです(相棒が翌日に検査結果のサイトを見て縮小していることが分かりました)。

CTスキャンの際、造影剤にヨードを使用するのですが、一日のヨード摂取量を遥かに超えるので腎臓を傷めてしまうこともあり、まず腎臓が正常かどうか調べるために少し採血されました。 その時、左腕に針を刺されたのですが、血管がうまく見つからず、無駄に針穴だけ開けられました。 もたつくスキャン技師に私が「右腕の方が血管が見つかり易いです」と言うとシースと呼ばれる針の付いた管を右腕に突き刺してくれました。

そして同じ棟にあるラボで甲状腺癌のマーカーを診るための血液検査をしました。 既に両腕に針を刺されて包帯をしている私ですが、この時はすぐ右腕から採血をお願いしました。 

それからまた別の病院へ行き、再来週に一般診察のアポがあるので、そのための採血をしました。 そこでもまた右腕にしてもらいました。 これで右腕に3回針を突き刺されたわけでござい。 ここでは男性の採血士がいて「あ~、あんたの血管はハッキリしていていいです。助かります。」 なんて言ってました。

こちらに引越してから色々な病院やラボで採血されて思ったのですが、看護婦さんや看護士さんが採血の際に血管を探すのがとてもヘタなのです。 特に2回の生体検査の時、1回目は看護師さんにアチコチ針を刺されて痣だらけになり、2回目は見習い看護婦さんに垂直に近い角度でシースを刺されて皮膚が盛り上がり不安でした。

当地の病院の医師は皆物凄く腕が良いのですが、看護婦さんや看護士さんは優しいのですが少し頼りないです。 これから経験を積んでゆく人たちが多いのでしょう。

なんにしろ、これから私は、注射針やシースを突き刺される時は右腕の肘の裏にしてもらうことにします。