ほかにコッツウォルズの主なゴールデンビレッジと言われるチッピングカンプデンとブロードウェイにも行ってみました。
チッピングカンプデン
この町は、確かに古い石造りの家々が並んでいますが、表通りはなぜか重厚な感じが薄く、ゴタついた感があり、歩道も狭くて歩きにくい気がしました。裏道に廻ると感じの良い石造りの建物があり、簡単な散歩をするように見て廻りました。ガイドブックではこの町を一押ししていますが、私にはそれほどの町には思えませんでした。
古い家の階下はお店になっています。
←昔のままの構造のマーケット。今でも使われていて、ここでローカルの人がお店を出して市が開かれます。この日は誰も店を出していませんでしたけど。
町の裏に回ると、静かで教会などの建物が昔のままの姿を見せてくれます。
そのあと、これも一押しされているブロードウェイという町へ向かいました。しかし、町に車を入れてみると、観光客だらけでゾッとしました。お土産屋が連なっていて混雑している様子が、せっかくのチャーミングな家々の雰囲気をぶち壊していました。運転している相棒に「ここは立ち寄らなくていい。通り過ぎるだけでいい」と促して、降りずに、そのまま先にあるタワーへ向かいました。
ブロードウェイタワー
小高い丘の上にポツンと一つだけ建っているタワーです。この辺に住んでいたお金持ちがその頃、金持のステイタスであったタワーを建てたらしいです。
建物の中は、小振りのミュージアムになっていました。3階まで展示場になっていて、その上が屋上の見晴らし台になっています。
屋上の見晴らしは360度、美しい緑のフィールドが綿々と続いていました。
すぐ近くの丘に鹿の群れが横になって休んでいました。長閑(のどか)です。