ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Buddy 観ました

Buddy

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オランダ作品。身体や精神に障害や疾患のある人の補助をする犬についてのドキュメンタリー。6人の患者とその犬たちをフォローして、犬によって人間が精神的肉体的に支えられている様子を追います。

盲導犬のほか身体または精神の障害者の気持を支え補助する犬もいることを知りました。戦場で異常な出来事に遭遇しPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っている元軍人を絶えず見守る犬、身体障害者の動きを助ける犬、盲目の人を誘導する犬、精神障害者の繰り返す行動にじっと付き添う犬、彼らは人間には不可能なほど辛抱強く、決して心変わりせず、じっとご主人についている忠実な友です。忠実とは犬のためにある言葉ではないかと思わせる作品。

何でもない日のお茶

NY市、きのうの夕方が春分でした。既に10日以上も前から1時間進めたサマータイムになっているこの街ではとっくに日が長くなっていて、春分と言われてもピンとこなくなりました。日本では「暑さ寒さも彼岸まで」と言われてましたが、春のお彼岸は寒さが遠のいていく時期です。NY市の春はあっという間で「春だねぇ」と言った翌日に夏になってます。

ところで、きょうは、と言うより、きょうも、頭痛がでました。小麦粉なしでアーモンド粉にちょっと砂糖を入れて作ったパンを朝 食べたら, 眼玉の後ろの筋肉が硬直したような頭痛が出始めたのです。多分、糖分に当たったのだろうと思います。ビタミンCとB1を飲んでみましたが全く効果がないので仕方なくエクセドリンを飲みました。だんだん効いてきています。

相棒がアイスティを飲むのでその作り置きをしています。以前、飲みやすいプリンスオブウェールズをオンラインで購入していましたが、オンラインが面倒になって最近は購入していません。それで簡単に手に入るセイロン茶(オレンジピコティ)を作っていましたが、それもなくなりました。冷蔵庫を調べたら、いつ買ったのか忘れたアールグレイの袋が見つかりましたので、それでお茶を作りました。冷やす前に一口飲んでみたら美味しかったです。ブラックティにベルガモット風味。ベルガモットって柑橘類で、オレンジとレモンとライムを混ぜたような風味があります。

Woman at War 観ました

Woman at War

f:id:nykanjin:20190319000221j:plainアイスランド作品。コメディ。

自然を壊すだろうと思われるアルミニウム工場の開発をたった一人で阻止しようとする女性。

彼女のやることは単純な破壊サボタージュでバカバカしく、ストーリーは突っ込みどころ満載。

それでも楽しく見ることができる作品なのは構成が変わっていて興味深いからでしょうか。

NY週末の散歩

土曜日のハドソンヤード
f:id:nykanjin:20190318231708j:plain土曜日、春に近い日に秋晴れ?のような気持の良い天気となりました。

32丁目のハドソンヤードに『Beehive』とか『Honeycomb』つまり『ハチの巣』と呼ばれるスカイウォークが出来上がったというので見に行きました。上へ上へ登るように作られた階段が外からはハチの巣の様に見えます。

デザイナーはThomas Heatherwickという英国人だとか。ここを上るだけで一日分のエクササイズになりそうなので、自宅近くにもう1つ造ってもらいたいです。

アッパーウェストから10番街を下ってハドソンヤードまで散歩がてら歩いて行きました。途中アチコチ工事中で、塵や埃で喉と肺が苦しくなりました。さらにハドソンヤード周辺は大工事中で埃はさらに酷く、大きなクレーンが威嚇するように聳えていました。

そこには大きなショッピングモールが出来ていましたが、ピカピカなだけで特に他のモールと違ったところはなく、開店早々だったために人でごった返していて、人混みが嫌いな私はとても長くいられず、すぐ飛び出しました。ハチの巣はモールの裏側にありました。「ま、こんなもんでしょう」ってな感じの印象でした。今回は上りませんでしたが、その内一回ぐらいは上ってみようと思います。

工事でゴタゴタして埃が凄いので、そこはサッサと離れ、そのままウェストビレッジまで歩いてみました。私の好きな店(フレンチなのですがしつこくなくていい味の店)まで足を延ばし、そこで夕食をしました。かなり歩いたのにそれほど空腹を感じなかったのでニソワールサラダを頼みました。野菜もツナもいい具合、ドレッシングも酸っぱくなく、とても美味しくて、久しぶりにプロのシェフの料理を食べた気がしました。

 

☘日曜日セントパトリックスデー 

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翌日の日曜日も良い天気でした。午後遅くにセントラルパークを散歩しました。五番街に近い池にオシドリがいます。私が日本にいた頃、池に浮かぶオシドリはそれほど珍しくなかったように思いますが、ニューヨーカーにとってオシドリは特に珍しいらしく「あんな鳥は初めてみたよ」などという声が聞こえてきました。

パークを抜けてから五番街を歩いてみました。セントパトリックスデー(アイリッシュのお祭り)のパレードはとっくに終わっていました。それでも、グリーンの面白い服装にあうかと思いましたがそうでもありませんでした。

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ところが、あるアイリッシュバーの前を通ると、ギンギラのラメのグリーンの帽子と服を着たエルトンジョンにそっくりな人がドアから出てきました。せっかく?なのでその人が出てきたレストランで夕食をすることにしました。中はバーの辺りは人声で物凄いのでメートルディが、奥のそのまた奥の中二階の静かな別室に案内してくれました。

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そこは静かでゆっくりできますが、あまりアイリッシュ風ではありません。でもグリーンの服を着た人たちが入ってくると少しは雰囲気がでました。しばらくアルコールを避けていた私ですが、お祝いにギネスを頼みました。エクセドリンを先に飲んでからコップ半分だけ飲みました。今朝頭痛が起きていないので助かりました。神様が「ま、お祭りだからいいだろう」と許してくれたようです。

次々にでてくる継

私が「継をしている時は幸せだ」という欄を読んで相棒は感動したそうです(笑)。そして私をもっと幸せにしてあげようと思ったらしく、次々に継をするものを持ってきました。

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左肘に穴の開いた黄色いウールのセーター。

薄手のウールでしたが、私の手元に厚手の黄色のセーターの一部が残っていたので、無理矢理それを利用して継ぎはぎし、イニシャルを入れてワッペン風にして誤魔化しました。

 

 

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次に左肘が再度割けてしまったオフィス用Yシャツ。

クリーニング屋さんが一度ミシンで破れ目を縫い合わせてくれた箇所がまた割けてしまい、その部分の布がボロボロになっていました。裏側に布をあて、ちょこまかと手縫いしました。アイロンをかければ何とか目立たなくなるかも知れませんが、これはもうオフィスに着ていくことは出来ませんね。私はミシンを出すのが面倒になって、何でも手縫いにしてしまいます。

相棒のくれた幸せでございました(笑)。

今朝の珍現象

今朝方、珍現象(フェノメノン)があったので、何かいいことでも起きるのかな、と思ってました。特にいいことでもないですが、配達の間違いがその日の内に解決したのが幸いでした。

夕方近くに電話があり「お宅宛の配達物が間違ってここに届いています」というメッセジがありました。きょう届くはずのパッケージが2ブロック先のアパートに間違って届けられたようです。普通、間違って配達されたものは無視されることが多いのですが、そのアパートのコンシアージが宛名の電話番号をみて私宅に知らせてくれたのです。

日本人気質が抜けない私は律儀にも「近くだから自分で取りに行こう」と一瞬思いました。しかし、米国に48年も住み着いているので米国人気質の怠惰さも出て、購入先に「パッケージが間違って届けられたので取り返して、私の所に届け直してください」とEメールしました。

どうせ時間がかかるだろうと思っていたのですが、折り返し返信があり、そのあとすぐ「パッケージを見つけたので、この後届けます」という連絡がありました。そして夜の7時ごろにこちらに届けられました。こういうことは滅多にないので、やはり今朝のフェノメノンがそれを知らせてくれたのかも知れません。

 

木口立ち A Phenomenon

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ちょっと妙な現象が起きました。

今朝、コーヒー豆をブレンダーに入れようとした時、コーヒー缶の中の乾燥剤の入った小さな袋がポンと出てキッチンカウンターに落ちたのですが、木口立ちで突っ立った状態で止まりました。そして突っ立ったままなのです。自分で立てようと思っても立つもんじゃないものが、自然と突っ立っているのが妙で、つい写真を撮りました(笑)。

そう言えば、処方箋薬を床に落としたりした時も、たまに木端立ち、つまり厚みの部分で立ってることがあり、何となく可笑しくなることがあります。