ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

臭いイチゴ

ニューヨークのスーパーで買う苺が肥料臭いと思うようになってから数年経ちます。しばらく苺を買わずにいて、不味いことをうっかり忘れてきのう買ってしまい、その臭さを思い出しました。特に近くのゴウメイガレージという店の苺が、外見は赤く熟していても、あの甘い苺の香りはせず、一口かじると、ぷわんと肥(こえ)臭いのです。化学肥料の野菜果物の方が安いので、特に「オーガニック」を買う私ではないのですが、肥料だけでなく何かよくない臭い水を使っているのかと疑ってしまいます。

こんな苺、生産するとは、NY市の消費者も馬鹿にされたものです。ま、馬鹿にされても仕方のないほど野菜や果物に対する知識がないように思います。こちらの食料生産者も、自分の作るものに愛着もなければ誇りもないようで、特にニューヨーク市内に出回る野菜果物は不味いものばかりです。

日本の小粒の苺のあの甘い香りが懐かしいです。懐かしいと言えば、桃も日本の白桃のほのかな匂いが懐かしい。