ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

蚊帳

熱帯雨林の旅から戻ったらニューヨークも夏になっていました。きょうも華氏92度(摂氏33度)まで上がるそうです。


セントルシアの気温もそのくらいでしたが、雨が多かったせいか、海の風のせいか、暑さが苦になりませんでした。宿が山の中だったので、明け方は寒いくらいでした。雨林の中の丸木小屋のような雰囲気をかもし出すため、エアコンはなく、窓ガラスもなく、木製のブラインドで風通しの調整をするようになっていました。この島は蚊が多いので、窓を開け放したら体中蚊に喰われてしまうと思うのですが、この宿ではライトかなにかに細工がしてあるらしく、蚊は少ない方でした。ベッドにはシフォーンのように薄く白い蚊帳が吊ってあり、なんだかハーレムのような雰囲気でした(笑)。


私が日本にいた頃は、蚊帳と言えば太い縒り糸の濃い緑色で、なんとなく幽霊が出そうな雰囲気だったです。重いので子供の私が吊るのは大変でした。また大きいので朝になって畳むのも大変でした。でも懐かしい。

余談:相棒はものすごく蚊に喰われる性質(タチ)なので、今回の旅には6フィート四方蚊を寄せ付けないという携帯蚊除器のほか、蚊避けスプレー、蚊避けクリーム、喰われた後に付ける液体などなど必死に準備して行きましたが、あまり使わずに済みました。相棒は4,5箇所、私は5,6箇所ぐらい喰われましたが、たいしたことはありませんでした。