ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

雪の翌日

NY、昨日の日曜日また雪が降りました。ヒラヒラと舞い散る可愛らしいボタン雪で粉雪のように積もらず、今朝はもう優しく溶けてきています。ただし先週月曜日の雪がまだ残っているのでアチコチ汚れた雪だらけです。

私の甲状腺定期検査が4日後にあるので、今朝、血液検査に行ってきました。いつもはシリンダーに2つで済むのですが今朝はシリンダー4つほど血液を採られました。いつもより多く何を調べるんだろう。定期検査が年1回から2回に増えた理由を忘れていた私に「癌細胞が肺に転移していたから」だと相棒が思い出させてくれました。自分の癌の転移など大勢に影響ないのですぐ忘れますが、大勢に影響大のレフティストのことは毎日憂いている私です。

帰り、バス停の電光板に19℉(-7℃)と表示されているのが目に入りました。外気はかなり冷たいです。さてバスに乗り込んだまではいいのですが、MTAカード(市バス地下鉄用パス)をスロットに入れたら「期限切れ」と表示されました。「エッ期限切れ?!」と驚いて立ち止まっている私に運転手さんは ”step in, step in”「入って入って」サッサと中に入ってと言ってくれました。席についてからカードの裏を見たら期限は8日前の1月31日となってました。

滅多にバスや地下鉄に乗らないので期限のことなどスッカリ忘れてました。カードにはまだ金額が残っていたので家の近くの地下鉄駅で係の人に「新しいカードに残金を移したい」と訊ねたら「購入機に期限切れカードを差し込むと新しいカードに移すかどうか訊いてくるからYESのボタンを押せばいい」と教えてくれました。そしてその通りにすると残金を入れた新しいカードが出てきました。NY市の既成のシステムがスムーズに作動することなど滅多にないので、ここはNYか?と一瞬疑ったほどです(笑)。私を含めNY市民は虐げられることに慣らされているのが皮肉です。