ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

神の贈物

毎日のようにゾロ目を見るようになると、それはエンジェル(または先祖の霊)が「見守っているよ」と伝えているのだとか。そして私は毎日のようにゾロ目を見ます。最近は相棒もゾロ目を見るようになりました。

先日もバスを待つ間、屋根付きバス停のデジタル時計が11:11を示し、その横に77℉と気温が表示されているのを見ました。信じているわけではありませんが、それにしてもゾロ目を見ることが多いのです。

そして「エンジェルか霊に見守られている」」と思ったのは一昨日の夜のことです。

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私たちの風呂場の洗面台のキャビネットは鏡2枚の引き戸になっているのですが、数年前1枚ひび割れてしまって、残りの1枚だけになっていたのです。40年以上の古いキャビネットでメタルの枠も錆ており、さらに鏡の戸が1つだけというのは、大変見栄えが悪いのです。私は長い間もう1枚鏡戸が欲しいと思っていました。鏡を扱っているところで寸法に合わせて作って貰えばいいのかも知れませんが、どこにそんなサービスがあるのかも分からず、錆びたキャビネットにそんなに出費するのも歩に合わないと思っていました。

そして一昨日の夜、相棒と待ち合わせをしていた私は、東アップタウンでバスを降り、1ブロック先のレストランに向かって歩き出したと思ってください。歩道にはゴミの山が積まれていました。その中に白いプラスチック製キャビネットが捨てられているのが目に入りました。そして鏡戸が1枚だけ付いているのです。汚れておらず、形もサイズも私たちのキャビネットに近いと感じました。相棒との約束時間ギリギリでしたので、そのままレストランへ急ぎましたが、鏡戸のことが気になっていました。食事の最中に相棒にそのキャビネットの話をしました。そして帰り道そこに行くとキャビネットがあり、私がバリッと鏡戸だけ外し持っていた布に包んで手提げに入れて持ち帰りました。

サイズは少し合わないかも知れないと思っていたのですが、上の写真で分かるようにまさにピッタリでした。驚くほどピッタリで、コレは神様の贈物としか思えませんでした。ゾロ目で「見守ってるよ」と伝えてくれていたのはこういうことだったのかなぁ、と思ってしまいます。