ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

冗談じゃない現実

キッチンと2つの部屋の窓際とバスルームのタッチアップのペンキ塗り替えが昨日やっと終わりました。日本の業者ならば二日目で終わったと思います。ここは手際の悪い人ばかりの悪評高きNY市、途中で電話したり長いランチをとったり何だかんだで、週末を越して延べ四日かかりました。しかし時間はかかってもここのメインテナンスの人たちはプロではないので丁寧な仕事は望めません。

壁の裾とかアチコチに塗り残しがあり、いちいち言うのは面倒なので私が自分で漆喰を塗ってカバーしました。プロより安いとは言え かなりの額を払っているのにこんな具合です。私が若かったら自分で塗ったのだけど今は肩や腕が痛いし、足腰もヨロヨロで台に乗れないし、人に頼むしかありません。プロに頼まなかったのは古い部屋なので完全完璧な仕事でなくてもよいと判断したため、我慢我慢。

さて、今朝はキッチンの流しの下のパイプの洩れを別のハンディマンに修理してもらっています。このビルのハンディマンは直すとどこか他がオカシクなる特殊技術(笑)を持っています。よくドタバタコメディ映画で修理するつもりで壊してしまう信じられないシーンがありますが、あれが映画でなくてホントにあるのが米国です。

今も何だかガッチャンガラーンと不必要な金属音をたてているのでチョイと心配。私も相棒もパイプの継ぎ目から漏れていると判断しているので継ぎ目の輪を取り替えるだけでいいと思っているのですが、ハンディマンはパイプを取り替えようとしているように見えます。ま、洩れさえ直してくれればいいのですが、他を壊さないで欲しいです。流し台にヒビいれるとか、種類の違うパイプを繋いでバランスを崩すとか...。あぁ、今どのパイプにするかガランガランさせて探していますが、なんであんなに大きな音たてるんだろ。床にたくさん傷つけていると思います😟。

以前、このハンディマンが修理に来た時、バスルームのトイレのネジが長すぎて陶器で出来た釘カバーが出来ず、釘が丸出しになってしまったり、手洗いの蛇口を取り替えたのはいいけれど、中古品で傷だらけで使うたびに私の指の皮が剥けてしまうシロモノだったりします😞。

[後記] ハンディマンの仕事ですが、ま、水漏れは止めてくれたようです。しかし思った通りの出来栄えでした。2か所に繋げたパイプはチグハグな部品で、ステンレス製と燻し金のメタルで色も質も違います。繋ぎの輪も色も質も形も違ってます。無料修理なので文句も言えませんが、あまりにも継ぎ接ぎでオンボロロボットの手のようです。揃った立派なパイプを設置したかったら自分で購入しろということでしょう。

[後後記] 翌日の朝、念のためにパイプの下に敷いておいたペーパータオルが濡れているのに気が付きました。流し台に水を溜めて流してみると継ぎ目から水が漏れてきました。またこのハンディマンにやり直してもらうしかありません。今度はセメダインか液体ゴムかなんかで継ぎ目をシールするんだろうと思いますが、手先が不器用で綺麗に塗れずパイプを汚すだろうと心配でござい😢。