ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

血栓が消えた

昨日、静脈瘤治療オペ後の右足を超音波検査しました。私は治療した静脈は全部閉じており血栓もなく術後の経過は良好とのことでした。相棒の右足も同様でした。

ただ相棒は事前に左足の膝裏の静脈に血栓があることが判明しており、その血栓の状態により治療を先延ばしする必要がありました。しかし、この日、超音波検査の結果、左足の血栓が溶けてなくなっていることが分かり、左足の治療がすぐ出来ることになりました。

大きな血栓だったと聞いたのですが、今度の心臓医と外科医が処方した抗凝固薬2種が効果的であったのだと相棒は推察しています。しかし薬だけで血栓が消えることは稀なので、相棒の毎日の運動や朝食にブルーベリーとオートミールを食べるようにしていることなども相乗効果を上げたのかも知れません。普段の3倍ほどに腫れてしまっていた相棒のふくらはぎでしたが、次第に腫れが引いてきてます。感謝感激です。

NY市の医者は静脈瘤の治療に従来の消極的な治療法しか処方せず、超音波で検査することすらしませんでしたので血栓も発見せず、下半身全部をカバーする嵩張るマッサージ装置を毎晩使用するような処方を押付けてきました。それでも相棒の足の腫れは左だけでなく右にも出るようになり、この医者ではダメだと思っていたのです。

もし今でもNY市に留まっていたら、相棒の足の血栓も心臓の危険な状態も気が付くのがずっと後になっていたと思うとゾッとします。ここの医師たちは患者の病状を注意深く診察、診断してくれ、最新の医療技術で治療をしてくれますので、ここに引っ越してきて本当に良かったです。

今月半ば、私の生体検査の結果がでます。癌細胞のDNAの性質を突き止めた上で、その性質に適応した治療法を処方して貰うことになります。これもNY市であったら、闇雲な化学治療を施され、ワタシャ禿げになっていたかもしれません。

優秀な医者を選ぶことは大げさでなく死活問題です。私たち夫婦はいままで種々手術をしてきましたが、優秀な外科医に当たったため後遺症もなく過ごせたのはラッキーでした。これからもラッキーでありたいです。

来週、夫婦揃って左足の静脈瘤治療オペをします。