ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

感謝祭ディナー

毎年11月4週目の木曜日は感謝祭という祝日です。米国ではクリスマス同様ほとんどの中小企業や商店が休業する家族的な祝日。一般に、親戚や友人たちが誰かの家に集まって大勢で夕食をとるという慣習があります。大勢なので七面鳥も丸ごと焼くのでしょうね。

私たちは夫婦二人だけなのでディナーはレストランにしようと思っていました。それで2日前から予約をしようとしましたが、どのレストランも休業もしくは予約満席という状態でした。この町はファーストフードのチェーン店が多く、本物のシェフがいるレストランは数えるほどしかありません。そのためそういうレストランはどこも予約満席。それでも色々調べで車で30分以上の所まで探して電話しましたがどこも予約できませんでした😣。諦めて自宅で夕食することにしました。

前日に食材を買い込んで前夜に用意始めました。二人分なので少なくて済みます。私たちは肉類を食べないので、七面鳥は買わずメインは魚にしました。相棒がマグロのステーキ用の厚切り、私はタラの厚切り。それをショウガとニンニクを刻んだ醤油タレに付け込んでおきました。魚の付け合わせはブロッコリーとニンジン。ニンジンはおしゃれに面取りをしておきました。あとはサツマイモが1つ残っていたのでサイコロに切ってオレンジジュースで煮込んで、スタッフィングはパンの残り物をやはりサイコロ切りにして野菜と一緒にバターで炒めることにしました。

翌日の祝日は昼から準備を始め、夕食までにちゃんと用意ができました。魚はタレが染みこんで、とても美味しく焼けましたし、サツマイモも煮ころがしがちょうどよく仕上がりました。ワインがなかったので34年物のバーボンをフルーツジュースで割ってサングリアもどきにしたものを作りました。

いつも祝日のディナーを作る時、あまり上手く出来上がらないのですが、今回は美味しくできたので嬉しかったです。せっかくレストランのように出来上がったのにお皿の写真を撮るのを忘れました。いい感謝祭ディナーでございました。