ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

朝靄

朝起きて顔を洗おうと南側のベッドルームを通ると東南の空に朝日の光がカーテンを通して見えました。カーテンを押しのけて窓ガラスの内側からでしたが写真に撮りました。なんということはない普通の朝です。

ところが洗顔を終えてリビングから外を見たら朝靄がかかっていました。朝靄は日の出とともに消えていくように思っていた私にとって、朝日が昇ってから靄になることはチョット不思議な気分でした。ゴルフ場のグリーンに霜がおりていたようなので朝日がそれを溶かし蒸発させたということなのでしょうか。ま、理由はどうあれ、朝靄の景色もオツなものでした。

 

蛇足:霧という字は憶えているのですが、靄「もや」という漢字は日本に居る頃でも自分で書いたこともなく記憶にありません。雨冠の下に「謁(まみえる)」と書くんか。日本に居た頃「謁える」という言葉は聞いたことがありましたし意味も分かっていたような気がしますが、今は全く憶えていません。だんだん色々な記憶がなくなっていくけれど、あまり気にならなくなってます。お迎えが来た時に何も憶えている必要がないような気がしているからかな。