ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

年の初めに思ったこと

「嵐の前の静けさ」なのか、まだ始まったばかりの年は妙に静かで、その行方は霧の中です。

今朝も曇っていたのですが昼から晴れてきました。遠くのメサ(平たい丘)を見たら雪が張り付いていました。最初「雲かな?」と思ったのですが雪でした。

ユタ南部は灼熱の夏の数か月は少し厳しいですが、あとは冬厳寒になることもなく過ごしやすい気候です。サボテンが育つ乾燥気候で、私の肩の痛みも消えていました。ここしばらく西海岸の影響か何かで雨が降り続け、肩の痛みが少し復活してきたのは湿気が上がったせいでしょうか。

私の暮らしは今が天国です。いつまで続くか分かりませんが、天国気分を素直に味わいたいと思っています。今まで毎日が何か仮住まいのようで中腰で生きて来た私が今こうして自分の思い描いた美しい土地で静かに暮らせることに戸惑いさえ感じます。

成人してすぐ両親から1万キロ離れた私は、親戚付き合いや冠婚葬祭など皆無で日本の慣習などに無頓着に暮らしてきました。もしそういうことに縛られていたら精神を病んで松沢病院行きだったことでしょう。松沢病院って今もあるのかな?

もし、今年何か戦争でも起きたら、去年1年の幸せを感謝したいと思います。