長年ずっと探していたモノが不意に見つかることってありませんか。
２０年以上前だと思うのですが、何かの映画を観ていて、雨の日に窓辺でガラス窓に流れていく雨のしずくの１つ１つを女性がボーッと眺めているシーンがあり、静かなピアノ曲がバックに流れていました。どこかで聞いた曲だなぁと思いながら、その時はそのまま気になりませんでした。
ところが、ある雨の日、私もガラス窓を伝う雨のしずくを眺めていて、そのピアノ曲が頭に浮かんできたのです。この曲が「雨の日に窓を眺めている気分にピッタリだ」とその時気が付きました(遅)😓。それからずっとその曲の名が気になって調べようとしたのですが、なかなか分からず数十年が過ぎました。
さて、ここに越してきて、YouTubeの音楽をTVに移して聴くことが出来ると分かり、朝食のバックグラウンドにジャズやブルースをかけて聴くようになりました。だいたいエラフィッツジェラルドとかビリーホリデーあたりを流しているのですが、他にも何かないかなっと思ってYouTubeを探索していたら、選択肢の中に Erik Satie という名がありました。私にとっては聞き慣れない名前だったのでどんな曲かと聴いてみたら、突然あのピアノ曲が耳に入ってきました。あぁぁ!!😲 コレダコレダコレダ！
Satieは20世紀前半の作曲家で知る人には知られていたようですが、私は作曲家に詳しくないので知りませんでした。曲はGymnopédie No. 1 - YouTube
