一昨日からアリゾナ州グランドキャニオン国立公園に2泊し、今日戻ってきました。
グランドキャニオン国立公園は南縁と北縁の南北に分かれていて、一般に「グランドキャニオン」と言えば南縁を指します。南縁の壮観さに及ぶものはありませんが、北縁も素晴らしい崖縁と谷間が広がっていて一見の価値はあります。
私たちは1997年に既に南縁を訪れていますので、今回はノース・リム North Rim と呼ばれる北縁を訪れました。自宅から車で3時間ぐらい。近場でも2泊3日にするのは、行き帰りに2日、中の丸1日を見物に費やすという、無理のないゆっくりしたスケジュールにしているためです。(隣州のアリゾナ州は夏時間は使わず標準時間のためユタ州とは1時間の時差がありますが特に不都合は感じませんでした。)
公園内のホテルを予約しましたが、とても混んでいて数か月前にやっと2泊取り付けることができました。空き部屋は一般キャビン(丸太小屋)だけでした。
左の写真のように一般キャビンが数百軒ズラッと並んで建ってます。
この混雑ぶりは、数か月前にNorth Rim周辺の水道管に支障が起き、その修理に時間がかかったため、宿のシーズン開きが春から夏にずれ込んだためのようです。
キャビンはまるまる丸太で作られていて可愛いのですが、あまりにも狭く、また古いので窓やドアの建て付けも悪くガタピシャしていました。夜中に岩リスが部屋に入って来てビックリ。最初ネズミと間違えてしまいましたが、よく見るととても可愛い。
左の写真は私たちが泊まったキャビンの梁天井。一般キャビンは非常に小さく狭く、部屋から景色は見えませんでした。ところがウエスタンキャビンと呼ばれる豪華キャビンにはテラスがあり、そこに座って壮大な北縁の景色を楽しむことができるのだと後で知りました。多分、豪華キャビンは1年ほど前から予約しないと取れないだろうと推察します。
部屋の狭さ古さ、冷房とテレビのないことなどは我慢できますが、このロッジには Wi-Fi サービスがなく、インターネットを使うことが出来なくて困りました。
それから食事にも困りました。景色が望めるホテルのレストラン、夕食は数日間既に予約満席でした。宿の予約をした時に夕食の予約もしておくべきでしたが、そんなことが必要だとは知る由もありません。
左写真:崖の上に位置するホテルのレストラン(窓が写ってます)。
仕方なく、夕食はデリでサンドイッチを買って食べましたが、期限が過ぎて古くなっていたのか、お腹を壊しました😣。朝食は予約なしでレストランに入れましたが、ビュッフェ式で目玉焼きの選択肢もなく、偽卵液の炒り卵しかなく、その他の品も口に合わずガッカリ🤪。
しかし宿にはガッカリしても壮大な景色には大満足でした。
つづく…