ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

フィービーのヒナは2羽じゃなく3羽だった!

最近、フィビーママが餌を持ってくる度にフィビーの赤ちゃんがビァビァビァビァ喧しく鳴きます。なにやら3~4羽いそうな喧しさです。

以前、巣の中の卵を確かめようと腕を伸ばしてヨロメキながら撮った写真を見た時は卵が2つ写ってました。だから雛は2羽だと思ってました。

この頃ヒナは大きくなって巣からはみ出してきて、私が背伸びをすれば見えるようになりました。そこで写真を撮ってみたら、なんとヒナは3羽いました。私が卵の写真を撮った後にフィビーママはもう1つ産んだようです。ここまで大きくなると窮屈な巣から出てくるようになるのはもうすぐです。

ヒナの時は嘴がやたらと大きく不細工に見えますが成鳥になると締まってきて普通の大きさになります。

ライセンスプレート「有毒」

先日、病院に行った時、駐車場で隣にあった車のライセンスナンバーが奮っていたので写真に撮りました。TOXIC(有毒)🤪。

ま、走っている時に見ても笑ってしまうけれど、病院の駐車場だと更に笑えます。

この辺の人は善良なので、反語の意味で使っていることは理解できます。

 

裏庭のフィビー(茶色月姫蠅取)

以前、玄関前の庭に咲いた濃いオレンジ色のサボテンの花の写真を載せました。

←これは裏庭のサボテンの花。濃いピンク。

このヘナチョコ写真では分かりませんが、実際にはとても美しくて、見ていると吸い込まれそうな蛍光色のショッキングピンクです。

さて、うちの裏庭に飛び交うセイズフィビーは今子育ての真っ最中です。サーッと低空飛行したと思ったら見事に虫を捕まえ、せっせと雛に運んでいます。

ヒナはとても元気でかなり喧しくピーピー鳴いてます。梯子を使って近くで巣を覗いてみたいのですが、フィビーママを驚かせないように少し離れた所から見守るだけにしています。それで今の所、顔を出してる1羽しか見ていませんが、もう1羽も元気でいることは鳴き声で分かります。写真は遠くから辛うじて撮った雛の頭。

フィビーママは私が遠慮がちに離れた所から覗いているその配慮を酌んでくれたのか、私たちがパティオのテーブルに座っている近くに止まるようになりました。私が「フィービーちゃん」と呼ぶと振り返ってくれます…ま、勝手な解釈かも知れませんけど🤪。


近くの日除け傘の上に止まったフィビーママを撮ったのですが日陰だったのでシルエットになってしまいました。


それを察してくれたのか、フィビーママはすっぐ日差しのある方へ飛び移ってくれました。これも勝手な解釈、かな🤪。

 

↓これはおまけの写真。裏庭の柵にロードランナー君が止まっていたので写真に撮ろうとしたらゴルフ場の芝生へ逃げていってしまいました。逃げるところをパチリ。ただし、ロードランナーは肉食なので、この辺をウロチョロされると庭の小動物がちょっと心配です。

『後記 5-4-2024』相棒がフィービーの2羽の雛の写真を撮りました。ボヤけてますが、2羽が頭を出しているのが分かります。

 

シッポがちょん切れた?

最近、シッポが殆どなくなってしまったチップモンクを見かけます。以前は、毛皮を噛みちぎられて縞模様がなくなってしまったモジャボロ君を見て同情していました。でもモジャボロ君は元気に餌を食べて、最近は毛皮も少しずつ元に戻っているようでホッとしています。

↓この子もシッポなんか気にしない様子で餌を食べに来ています。シッポが短いと、ちょっと見、イノシシの赤ちゃんみたいです。

↓これは珍しく2匹一緒にカゴの中の餌を食べているところを撮りました。ここのチップモンクたちは餌を仲良く一緒に食べることをしませんで、先にいるチップモンクが後から来るチップモンクを追い出すのです。しかし、この時はモジャボロ君が先にいて、この子は優しいので後から来たチップモンクを追い出すことはしませんでした。



 

裏庭のハミングバード

この間、朝、ネクターを取換えていたら、ハミングバードが2羽、すぐ傍のネクター入れに止まったのでチャンスだと思って写真を撮りました。この2羽はカップルのようです。左の地味な1羽はメスで右の紅い頭はオスだと思います。とても近くで撮ったのだけれど、やはり携帯のカメラではボヤケてしまうようです。

その後、オスの方がまた来たのでまた撮ってみました。大きな目の白眼が目立ちます。首の辺りが波模様の襟になっているのが分かります。

相棒がハミングバードのビデオを撮りました。ここにベタ貼りしようとしたのですが何度試みてもダメでした。下のYouTubeの欄がブランクになってますが、2つのリンクがあります。どちらでもクリックするとビデオが出てきます。

特に何の変哲もないネクターを飲んでるだけのビデオですが、2羽が元気に羽をバタつかせて喜んでネクターを飲んでいる様子を見るのが私たちの嬉しい日課です。

www.youtube.com

 

癌との出会い

まず楽しい写真から紹介します。

春たけなわ。

先日、玄関前の庭にあるサボテンの赤い花が開花してました。

 

『私と癌』

私の甲状腺癌が見つかったのが今から17~8年前。初めは甲状腺の片方に腺腫が出来、かなりどでかくなったので摘出手術をしました。グレープフルーツ大の塊🤪だったそうで、取ってもらってスッキリした、と思ったのも束の間、その塊から癌細胞が確認され二日後ぐらいにもう片方の甲状腺も摘出しました。喉の同じ個所を2回切り開かれても優秀な外科医の手腕で手術当日に帰宅して夕食の支度が出来たほどです。

その後オドロオドロシイ放射線薬を飲まねばならない時に嫌だとは思いましたが恐怖も不安もありませんでした。禅の如く飄々とした内科の名医と最高峰の外科医、そして相棒が傍にいてくれたおかげで、私は淡々と過ごすことが出来ました。

今のところ副作用の少ない薬で癌細胞の増加を抑えながら癌と共に過ごしています。先日CTスキャンで癌細胞が少しだけ大きくなっているようですが、大勢に変わりないので現状維持。寿命の方が先に来るわい。

『相棒の場合』

去年末、相棒の大腸癌が見つかった時は別でした。エエッ!?と驚き、ゾッとしました。当初は外科手術で大腸の一部を切り取るということでしたが、その後、ステージ4と分かり外科手術でなくキモ治療に変更されました。

キモ治療はまさに「毒を以て毒を制す」そのもの。癌をやっつけるための毒に長期耐えられる体力が必要です。薬の毒素で様々な副作用(口内炎、胃炎や吐気、毛髪が抜けるなどなど)があり、治療中の本人にしか分からない辛さが続くため、途中で治療を止める患者もいるようです。

相棒は2週間に1度、全部で12回の治療で終了予定。半ばの6回目の治療後にCTスキャンをした結果、大腸癌は肉眼では見えなくなっていて「正常」」と表示されました。医師によると、症状が消えても「完治」ということはなく、「寛解」つまり「一時的に回復したという状態」を正常と表示したということらしいです。癌細胞を根絶するのは不可能で、再発する可能性が大きいため、正常になっても治療は続きます。

気がかりなのは、長いキモ治療(点滴)を終えても、なんとその後まだ3週間に1度の補足治療が続くと医者が告げたことです😣。いったいいつまで続くのか…。補足治療では経口薬を服用するらしいですが、その薬の副作用がまた一段と強いと医師は言います。癌を抑えている間はいいですが、抑える癌がなくなった薬がさらに身体を攻撃することがないようにしたいです。