ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Hope Gap 観ました

Hope Gap

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英国サセックス州シーフォードの海岸沿いに切り立つ美しい白い岩肌の断崖 Hope Gap はイーストサセックスの美観としてよく写真でも見かけます。そんな美観の土地に住む老夫婦に問題が起き、夫婦の一人息子もそれに巻き込まれて行きます。

夫婦というもの、家庭というものを今一度振り返えさせられる話です。ストーリーにこれといった盛り上がりがなく地味に仕上がっていますが Annette Beningが好演しています。

スノーフレイクの雫

いつも見ている 日本の散歩散文のサイトにあった写真に眼が吸い付けられました。きれいなベル型の白い花が雨の雫に濡れて白く光っている様子がなんときれいなことか!こんな雫と花を描いてみたいと思いました。この花スノーフレイクと言うそうです。

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描いてみたのがコレ。まだまだ画面のデザインが洗練されていませんが、これをモチーフにしていろいろ練習しようと思います。

マウスで形を描くのはとても難しく、特に水の雫のような柔らかいカーブを小さく描くのは今の私の技量では無理です。必死にスムーズなカーブを描こうとするのですが其の度ガチガチになります。

私が使っているお絵かきツールは無料で含まれていたソフトで、小奇麗に描くことはできませんが、その素朴さを私は気に入っています。

The Burnt Orange Heresy 観ました

The Burnt Orange Heresy

美術作品というものは『作品本体よりも作品の背景にある物語がその価値を高める』

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ということを皮肉をたっぷり説明する批評家が、有力な美術収集家に唆(そそのか)され有名な画家の作品を盗むだけでなく、自分の目的を遂げるためさらに悪事を重ねていくという話。

ミック(ジャガー)の人間離れした皺顔が悪魔的美術収集家にキャスティングされた理由だろうと思いますが、出番が少ないので悪魔を感じる時間が足りなかったです。さらに全体に何か物足りなさを感じたのは好ましい登場人物が一人もいなかったからだと思います。

私はモダンアート収集家の世界はうさん臭くてついていけないので「異次元の世界で勝手にやってなよ」としか感じませんでした。

First Cow 観ました

First Cow

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19世紀初期の開拓地で男性二人が将来の夢を叶えるために小さな商売を始めます。

しかしその商売には裏があり、長く続けられずに逃亡するはめになります。

綺麗な画面と役者たちの雰囲気がいいです。雰囲気を盛り上げるワザとらしいBGMもなく、静かな画面がいいです。

ただ、最初の画面の作り方に素人っぽさがあり、もう少し自然にすれば最後の画面にスッと連動したと思いました。

メジロ

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NY市の緯度は青森辺りと同じなので桜はまだまだ先で、レンギョウさえ蕾だに見られません。その点、東京はかなり南に下がったサウスカロライナ辺りでNY市よりずっと温暖なためか「早春の梅もチラホラ」「大津の桜はもう咲いている」というニュースがヤッフーに載っていました。そこには大津の桜の花の間にメジロが止まっている可愛い写真がありました。その写真に触発されてメジロを描いてみました。

メジロと言えば、私はその小鳥を目の当たりにしたことがあります。二十数年前、アリゾナかニューメキシコを訪れていた時、ホテルの外にある大きな植木鉢の中にふと顔を近づけたら、カワイイカワイイ目をした鳥が土の上にいたのです。「ナ、ナニよ!?」という感じでこっちを見ましたが、私があまりに唐突に顔を近づけたためか小鳥は逃げませんでした。その時はソレがメジロだとは分かりませんでしたが、綺麗な薄黄緑の羽の色と白で縁取られた目の可愛さにしばし見とれてしまいましたっけ。

インフルエンザとCOVID-19

昨日付けの Livescience.com にこうありました。

現時点で、世界においての COVID-19 (新コロナウィルス) の罹患数は 89,000 (8万9千)、死亡数は 3,000

かたや同時期のインフルエンザの罹患数は CDC (米国疾病管理予防センター)によると米国だけで 32,000,000 (3千2百万)、入院数 310,000, 死亡数 8,000

世界全体の数値がないので比較することはできませんが、米国一国だけでこの数字ですから、世界となると罹患数は1億を超すと推察されます。

インフルエンザの方が COVID-19より被害が大きいのは明らかであるのに、新コロナウィルスを必要以上に大げさに騒ぐマスゴミはどこからか圧力がかかって何かの企みに参加しているんではなかろうか、と疑いたくなります。

腹が立つというかバカバカしいというか、欲に絡んで情けないのは米国株式市場がこのウィルス騒ぎで急落したことです。わざわざ問題を大きくして流通市場を混乱させ金儲けの材料にしている連中、たぶんソロス爺たち?(笑)が世界経済を引っ掻き回している感じがします。昔、英国ポンドの先物取引で英国銀行を崩壊させたソロス爺、疑われても仕方がないのではないでしょうかね。

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 【後記】以上を書いたあとで、下記を知りましたので付け加えておきます。

ソロス爺の投資会社 Soros Fund Management が 2011年の時点で Wuxi PharmaTech (Cayman)の株主であったこと、この Wuxi PharmaTech は武漢にあるバイオテクノロジー施設 WuXi AppTec と関連していることでソロス爺が臭いという噂がたっていたらしいのですが、現時点でソロス爺が株主であることを証明する書類がないそうで、今のところ単なる噂で終わっているということです。

頭痛つれづれ

最近、頭皮神経痛がずっと続く毎日です。頭の上部を触るとヒリヒリしています。ま、激痛の偏頭痛よりはましだと思って甘受しております。

私は今までの人生の6割を偏頭痛との付き合いで費やしています。そしてこの先も、たぶん死ぬまで頭痛とお付き合いしなければならないと覚悟しています。

頭痛を大まかに2つに分けると、明らかな疾患はないが繰り返して起こる頭痛(一次性頭痛、機能性頭痛、慢性頭痛)と 頭に疾患が生じ(骨折、くも膜下出血等) 起こる頭痛(二次性頭痛、症候性頭痛)があるそうです。私の場合、命に別状ない慢性頭痛。その慢性頭痛には、また大まかに次の5種類があるそうです。

片頭痛    頭が脈打つようにズキンズキンとする痛み。

       頭の片側または両側が痛む。

緊張型頭痛  頭全体や後頭部が締め付けられる痛み。

       日常生活への支障は少ない。

群発頭痛         一定期間の群発期(1~2ヶ月位)に毎日の様に

       集中して激しい頭痛が起きる。

薬物乱用頭痛 頭痛が続くため薬を服用し続け、逆に薬を飲み

       続けるために頭痛が誘発される。

頭部神経痛       ピリッとした電撃的な一瞬の痛みが何回も繰り返される。


20年ほど前、一般内科医にSSRI(セロトニン再取込み阻害薬)を処方してもらってからは生活に支障がでるほど激痛を伴う頭痛はだんだん減ってきました。それでも月に数回苦しんでいる私を見て、相棒はいろいろな頭痛専門医を探してきては診察に同行してくれました。しかしどの専門医も私の片頭痛の原因は掴めず、ただ専門知識による推察でいろいろな薬を処方するだけでした。どの処方箋薬も効果なく、中には逆効果なものさえありました。

最近の私は片頭痛だけでなく、月に15日以上起こる慢性連日性頭痛に移行してきている気がします。初めは片頭痛であっても、薬を飲んだり長期化したりする内に色々な頭痛、頭部神経痛や緊張型などを併発し始めるようになるのだそうです。

偏頭痛は私の性格に大きな影響を与えています。あまり明るいと調子に乗り過ぎる私ですので、神様が頭痛で乗り過ぎを調整しているのかも知れません。