ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2011-01-01から1年間の記事一覧

 コレステロール

義母のことにかまけていて、自分が心臓医に行くことを忘れていました。先日、チェックに行って血液検査をしたら、なんと、一度下がったコレステロール値がまた上がり始めていました。それも悪玉コレステロールとA1C値が高いので、医者はリピトールという処…

施設巡り(2)

(Hホーム視察の続き) 実際に施設を視察すると、明るく広いガラス張りのロビーからは、白いイスが置かれた緑の芝生の向こうに川沿いの景色が望め、訪問した家族と食事の出来るレストランがあり、また、音楽会がたびたび開かれるという広く丸いロタンダまで…

施設巡り(1)

神経科医の診断と義母の現状を鑑み、自宅介護よりも介護施設に入ることが義母にとって最善の方法だと相棒も私も考えました。そこで、昨日の日曜日は老人介護施設を二件、視察に行きました。早朝、ブロンクスの川沿いの閑静な場所に、迷いながら運転する相棒…

ないものねだり

義母は、私の顔を見ると「あれが食べたい、これが食べたい」と言い始めるようになりました(笑)。私の顔から食べ物が連想されるのでしょうか(笑)。不思議なのは、いつもその場にないものを要求するのです。義母が繰り返し食べたいと言ったもの (クリーム漬ニ…

ステイト・オブ・ショック

状態の良い日と悪い日が交互に来る義母。そして良い日でも悪い日でも、その程度は毎日違います。三日前「完全に良いお婆さん」二日前「何でも嫌がる頑固婆さん」きのうは「少しだけ良い婆さん」でした。そして一日の内でも午前中は、ある程度落着いていて、…

情動変動

「良い思い出もたくさんあるから感謝しなきゃ...」と義母が言った時、相棒も私も耳を疑いました。驚きで言葉がありませんでした。義母が肯定的なことを言うのは皆無に近いのです。今まで「嫌なことばかりだ」とか「何で自分だけが不幸な目にあうのだ」み…

寒気

季節の変わり目、皆さん、風邪を引かないように願います。私も何だか毎日ボーっとしてます。身体が風邪のビールスと戦っている最中なのかも知れません。また義母のことです。二日ほど前からセンターではアリセプト(抗不安剤)を与えているらしいのです。「ら…

生かされる

おとといは静かだった義母、きのうは「発狂」状態でした。「情動の変動が激しい」レビーの特徴がもろに出ています。ブプロピオン(抗鬱剤)が効いているのかギャーと喚くことはありませんが、部屋で一人でベラベラ喋っていて誰も返事をしないと「返事をしろ!…

肩凝り

きょうはレイバーデーの休日。すっかり連休を忘れてました。いつもなら夏の終わりの旅行をしているはずですが、今回は義母を離れるわけに行かず、休日返上でござい。ワタシャ、最近、右肩が凝って困ります。肩甲骨の内側が凝って凝って、マッサージしてもあ…

NYのミツバチ

きのう、書き忘れましたが、ミツバチを見ました。買物の帰り、ブロードウエイの中程のアイランド (中央分離帯と言うのだそうですね)で信号待ちしていると、そこに植えられているいろいろな花の中にミツバチが飛んでいて蜜を集めていました。昼の日差しが花や…

何でもないことが嬉しい

今日、歯医者に行きました。外は気持のよい天気です。歯医者さんのオフィスには9歳になる女の子がいて、歯医者のお父さんのお手伝いをしていました。「マオちゃん、レントゲンのスイッチ入れて」とお父さんに言われた女の子が上手にスイッチを押していました…

一進二退の義母

日曜日、ハリケーンが通り過ぎたあと散歩がてら西から東まで歩いて義母のいるリハビリセンターまで行ってみました。セントラルパークを横切る道路が車両通行止めになっていたので、こんな機会は二度とないとばかり、道路の真ん中を歩いて行きました。嵐の過…

アイリーン

ニューヨークはここ数日、アイリーンに慌てふためいています。アイリーンという女の子、じゃなくてハリケーンです。アイリーンは今フロリダ北部からジョージア州に北上してきていて、明日土曜日の夜にはニューヨークに来るそうです。海沿いの地区はすべて避…

皮肉な喜び

昨日、ポテトパンケーキを焼いて義母に持って行ったら、美味しそうに大きなのを二枚も食べてくれました。入れ物の蓋を開けると香ばしい匂いがします。「おいしいね。誰が作ったんだろう」と義母は言います。私が作ったんですよ、と言って蓋を開けたのに、ま…

義母との半日

この書き込みも長いですが切り分けはしません。義母がこの7月半ばに骨折してからずっと、相棒と二人で、病院とリハビリセンターへ毎日訪れていました。相棒の場合、クライアントに対し責任重大な厳しい仕事なので、ただでさえ時間がないのです。睡眠時間を減…

レビー小体型認知症 (2) 義母の場合

自分勝手: 義母は5、6年前からパーキンソン病患者のようにチョボッチョボッと歩き、歩幅が非常に狭くなっていました。またフォークを持つ手がブルブル震えるようになりました。自分の置かれている状態と周りの環境とを関連付けられず自分勝手になりがちで…

レビー小体型認知症 (1)

この書き込みは少し長くなりそうなので切り分けて載せます。老人と接触のない人や若い人には面白くない話であることを前もってお断りしておきます。私は、義母の認知症について少し気になったのでウェブをブラウズしてみました。すると『レビー小体型認知症…

バージニアの地震?

今日、午後二時ごろ、東海岸沿いに地震があったそうです。私は自宅(マンハッタン アップタウン西)に居たのですが揺れはぜんぜん感じませんでした。相棒はオフィス(マンハッタン ミッドタウン東)の12階で、少し揺れを感じたそうです。震源地はニューヨーク…

友の身をかばうリス

このビデオはかなり前に見たものなのですが、また見て感心度が変わらなかったので紹介します。犬や猫だけじゃなく、リスもそうなんですね。死んでいるのは伴侶だったのかも知れません。小さな体で健気にギャングのような大カラスを追い払ってます。カラスが…

みないで!

爪が引っかかっちゃった、と言えばそれまでですが、なんか人間臭い仕草をする猫ちゃんです。 http://www.youtube.com/watch?v=bCAZPHGP-VI

病室の義母(3)

三日前、義母があのように元気だったのはモルフィネを投与されたからだと分かりました。担当医によると、義母が極度の鬱状態になったため三日前は鎮静剤とモルフィネを投与したとのことでした。あの様な躁状態になったのも当然です。二日前は躁状態と言うほ…

病室の義母(2)

きょうは洗濯に時間がかかり病院に行くのが遅れました。病院へ着くと仕事を早く切り上げた相棒が先に来ていました。凄く辛い顔をしています。私がいない間に義母がまたワガママをしたようです。義母はとみると、周りなど全く関知しない様子で一人で喋りなが…

病室の義母

今朝、義母は救急室から病室に移されました。昨日と打って変わって大変落ち着いています。目付きが優しくなっているのです。こんなに優しい義母の目をみたことがありません。若くて綺麗なアジア人の看護婦、べバリーさんがやって来て「私の名前を憶えていま…

救急室の義母

最近、義母の老いに加速度が加わり、種々問題が頻繁に起きるようになりました。昨日朝、リハビリセンターから「急遽、義母を病院に運んだ」という電話が入りました。義母は数日前から、午後になると朦朧として訳の分からないことを口走るようになっていたの…

落差でした

下欄で私が意味したのは「格差」でなくて「落差」でした。もう40年も日本語から離れているので、使う言葉もいい加減になります。あしからず...

格差

相棒の職場のボスは、相棒の40年来の親友でもあります。その親友の娘さんが婚約しました。昨日はその婚約パーティがありました。娘さんはとても綺麗で可愛らしく、お父さん似で心も大変優しい人。婚約相手の青年は有能な弁護士の卵で、一見プリンスウイリア…

アバタもエクボ

今、アダモの Notre Roman 聴いてました。 45年前、私がアダモに憧れていた頃は、あのハスキーな声や小鳥のさえずりのような発音は勿論、背の低いのも、ちょっと猫背なのも、髪がチリチリでサイドバーンがボサボサなのも、前歯の中央に少し隙間があるのも、…

ナマケモノ(2)

「なぜニワトリが道路を渡るのか?」というトンチ問答がありますが、「なぜナマケモノが道路を渡るのか?」の方がハムレットの生きるか死ぬかの問題より問題です。何やら...辺りが...騒がしく...なってきとるが...アレレ! と思っているうちに向…

ナマケモノ

「神様も冗談好きだ、カモノハシなんか造るんだから」という英語の言いまわしがありますが、ワタシャ、神様がナマケモノを造ったことの方が不思議です。このビデオのナマケモノは道路を無事渡り終えましたが、自殺行為に近いです。このノロノロ動きのため、…

ゲームする猫

また「どっちだゲーム」する猫のビデオを見つけました。前に紹介したのは英語圏の猫でしたが、今度は日本の猫です。もっと以前に、3種類の餌の袋を1つ1つ見せられて、どっちの餌にする?と訊かれた猫が、コレッと前足で1つを選ぶビデオを紹介したことがあ…